【全米オープン】松山英樹は70と伸ばしきれず通算2アンダーの6位「徐々に進歩はしてきている」
松山英樹は全米オープンで6位に終わり、2位目のメジャー獲得はならなかった。
松山はスコアを伸ばすことができず苦戦し、3日目、4日目ともにショットが思うように打てなかった。
松山は成績に満足していないが、次に向け前向きな姿勢を示している。
◇米男子ゴルフツアー全米オープン最終日(2024年6月16日 ノースカロライナ州 パインハースト・リゾート=7543ヤード、パー70)
5位から出た21年マスターズ覇者の松山英樹(32=LEXUS)は1バーディー、1ボギーの70と伸ばしきれず、通算2アンダーで6位と21年のマスターズ以来のメジャー2勝目はならなかった。
出だしの1番、2番はグリーンを外したもののしっかりとパーセーブ。5番パー5ではグリーン手前のバンカーから寄せきれず、7メートルのバーディーパットを沈めることができなかった。本来の持っているショットのキレがなくチャンスメークしきれなかった中、8番までは全てパー。「スタートからショットがなかなか思うように打てなくて、きのう同様に苦しんだなって感じです。こういうコンディションなのでちょっとしたミスが顕著に出ると思うので、3日目、4日目でまだそこで戦えるショットはなかったっていうことかなと思います」と振り返った。
後半に入り、実測316ヤードの13番パー4では果敢に1Wを振り抜き1オンに成功。6メートルから2パットでバーディーを奪った。終盤の17番では4メートル、18番では3メートルとともにバーディーチャンスにつけるも惜しくもパーで4日間の戦いを終えた。
メジャー仕様の厳しいセッティング下で2日目は66をマーク。決勝ラウンドは思うようにスコアを伸ばすことができなかったが「2日目みたいには入らなかったですけど、悪かったですけど、徐々に徐々に進歩はしてきているような感じはする。これを続けていけるようにしたい」と前を向いた。