男子ゴルフ、松山英樹と中島啓太がパリ五輪代表入り確実 久常涼、星野陸也、金谷拓実は及ばず

AI要約

男子ゴルフの全米オープンで松山英樹と中島啓太がパリ五輪の日本代表に選出される見込み。

代表選出は世界ランキングに基づき、条件を満たした選手が選ばれる。

星野陸也は五輪代表入りを逃し、手術から復帰した感慨も語る。

男子ゴルフ、松山英樹と中島啓太がパリ五輪代表入り確実 久常涼、星野陸也、金谷拓実は及ばず

◇14日 米男子ゴルフメジャー第3戦 全米オープン第2日(米ノースカロライナ州、パインハースト・リゾート)

 パリ五輪の男子ゴルフ日本代表に、松山英樹(レクサス)と中島啓太が入ることが確実になった。松山は東京大会に続いて2大会連続、中島は初めて。17日付の世界ランキングに基づく五輪ランクで、正式に決まる。

 代表入りは(1)ランク上位15人までは、各国・地域で最大4人まで(2)16位以下は、各国・地域2人まで―が条件。日本では、前週時点で松山が14位で当確。2番手を83位の中島啓太、92位の久常涼、108位の星野陸也、115位の金谷拓実で争っていた。

 このうち、全米オープンに出場した星野陸也(興和)と金谷拓実(Yogibo)がともに予選落ちしたため、順位の逆転が不可能になった。中島と久常涼(SBSホールディングス)は今週試合がないため、中島が逃げ切る形になった。

 4月に受けた気胸の手術からの復帰初戦でもあった星野は「厳しかった。正直、回っていてつらかった。五輪に出られなくなって、とても悔しい思いがたくさんある」と、肩を落とした。それでも「まずは、復帰できたことが一番。このメジャーの舞台で、自分を追い込んだ位置から行けた。(主戦場とする)欧州で、もっと頑張って、今年中にもう1勝したい」と、次の目標を語った。

 女子代表は、24日時点の五輪ランクで決まる。(写真はAP)