ホッケー女子・パリ五輪代表16人が発表 2大会連続出場の及川栞「メダルにつながるように戦う」

AI要約

日本ホッケー協会は14日、女子日本代表16人を発表。及川栞を含む選手の意気込みや戦略、合宿や練習試合のスケジュールについて述べた。

及川栞は2大会連続で代表入り。ヘッドコーチのジュード・メネゼス氏就任後、積極的に通訳を介し選手間のコミュニケーションを深める意気込みを語った。

及川はパリ五輪を集大成と位置づけ、過去の五輪での成績と東京五輪での悔しさからメダル獲得を目指す意向を示した。

ホッケー女子・パリ五輪代表16人が発表 2大会連続出場の及川栞「メダルにつながるように戦う」

 日本ホッケー協会は14日、都内で会見し、6大会連続で出場するパリ五輪に臨む女子日本代表16人を発表した。DF及川栞(タカラベルモント)は2大会連続で代表入り。選出後にオンラインで取材に応じ、チーム最年長35歳は「(東京五輪と比べて)代表での立場や役割の変化があって、チームを支えるところが大きくなった。その中で選ばれて安どの気持ちが大きい。1日1日を無駄にせず向上して、最高のパフォーマンスを見せたい」と意気込んだ。

 東京五輪後の21年11月にニュージーランド国籍のジュード・メネゼス氏がヘッドコーチに就任した。英語が堪能な及川は「コミュニケーションが円滑になれば」と、戦術面に関しては積極的に通訳との間に入り、選手が共通理解を深めるためのサポート役も担う。

 2度目の五輪となるパリは「(28年)ロスは見ていない。五輪で考えると、自分の中では最後になると思う」と集大成と位置付けている。東京五輪は自国開催で期待も高かったが、全敗に終わった。「東京では1勝もできなかった悔しさがある。これまで(の五輪)はベスト8が最高。そこを目指して、メダルにつながるように戦っていきたい」と意気込んだ。

 チームは国内で6月23日から代表合宿をスタートさせる。30日に韓国と親善試合(東京・大井ホッケー場)を行い、7月11日からオランダで事前合宿を開催。東京五輪金メダルのオランダとの練習試合も2試合組まれている。その後はフランスに移動して練習試合を重ね、開幕を迎える。

 ▽パリ五輪女子日本代表

中村瑛香、浅井悠由、浦田果菜、尾本桜子、森花音、小早川志穂(以上コカ・コーラ)

及川栞(タカラベルモント)

小川里佳、鈴木美結、永井友理、長谷川美優(以上ソニー)

狐塚美樹、田中彩樹(以上グラクソ・スミスクライン)

島田あみる、鳥山麻衣(以上南都銀行)

永井葉月(フリー)