日本ダービー馬のダノンデサイルが9位にランクイン ロンジンワールドベストレースホースランキング中間発表

AI要約

国際競馬統括機関連盟(IFHA)が13日、ロンジンワールドベストレースホースランキングを発表。ローレルリバーが1位を維持。

レベルスロマンスとシティオブトロイが2位タイ。ロマンチックウォリアーやナショナルトレジャーも上位に。

日本馬もランクインし、ダノンデサイルやシャフリヤールが注目を集めている。

日本ダービー馬のダノンデサイルが9位にランクイン ロンジンワールドベストレースホースランキング中間発表

 国際競馬統括機関連盟(IFHA)が13日、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から6月9日までに実施された世界の主要レースが対象。3月30日(日本時間31日)のドバイワールドC(メイダン競馬場・ダート2000メートル)を8馬身半差で逃げ切ったローレルリバー(牡6歳、Bシーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)が128ポンドで1位をキープした。

 123ポンドの2位は、レベルスロマンス(セン6歳、Cアップルビー厩舎、父ドバウィ)とシティオブトロイ(牡3歳、A・オブライエン厩舎、父ジャスティファイ)。レベルスロマンスは3月30日のドバイ・シーマクラシック(メイダン競馬場・芝2410メートル)を完勝。シティオブトロイは、6月1日の英ダービー(エプソム競馬場・芝2410メートル)で2着馬に2馬身4分の3差をつけて快勝した。

 4位タイは5頭で、安田記念を制したロマンチックウォリアー(セン6歳、C・シャム厩舎、父アクラメイション)が浮上。他には今年のペガサスワールドC・米G1を制したナショナルトレジャー(牡4歳、Bバファート厩舎、父クオリティロード)、今年のサウジCの覇者セニョールバスカドール(牡6歳、Tフィンチャー厩舎、父マインシャフト)らで、121ポンド。

 ランク付けされたレーティング120ポンド以上で掲載された22頭のうち、日本調教馬は9位タイに3頭。前回6位タイだったドバイ・シーマクラシック2着のシャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)、サウジCとドバイワールドC2着のウシュバテソーロ(牡7歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)に加え、日本ダービーを制したダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)がランクインした。

 日本馬ではケンタッキーダービー3着のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)、ジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父キズナ)、ソウルラッシュ(牡6歳、栗東・池エ泰寿厩舎、父ルーラーシップ)、プログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)が119ポンドとなっている。