菊池雄星は「佐々木麟太郎の子守をしていた」 MLB公式サイトが花巻東の絆を紹介 近い未来に対戦実現?

AI要約

ブルージェイズ・菊池雄星投手(32)が花巻東高の後輩である佐々木麟太郎内野手について言及し、彼がアメリカの名門スタンフォード大に進学したことを述べた。

佐々木麟太郎はMLBドラフトリーグで初ランニングホームランを放ち、雄星と大谷翔平も活躍した日は“花巻東デー”となった。雄星は麟太郎を弟のような存在とし、彼がメジャーリーガーになることへの期待を語った。

雄星がかつて高校時代に子守をしていた麟太郎のメジャーデビューを願う記事では、麟太郎の才能や将来性に触れ、彼が将来メジャーリーガーになる可能性を示唆している。

菊池雄星は「佐々木麟太郎の子守をしていた」 MLB公式サイトが花巻東の絆を紹介 近い未来に対戦実現?

 ブルージェイズ・菊池雄星投手(32)が13日(日本時間14日)、花巻東高(岩手)の後輩で、米国の名門スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)について言及したことをMLB公式サイトが伝えた。

 11日(同12日)にはMLBドラフトリーグで“米デビュー戦”を迎えた麟太郎がトレントン・サンダーの一員として3回に決勝2ラン。その後、雄星が4勝目を挙げ、ドジャース・大谷翔平投手(29)も16号を放ち、同日は“花巻東デー”となった。雄星は登板後の取材で麟太郎について聞かれ「高校時代の監督(花巻東高・佐々木洋監督)は、僕のためにたくさんのことをしてくれました。僕が高校生の時、(麟太郎は)3歳でした。去年も彼が海外に来るか、(日本に)残ってNPB球団からドラフト指名を受けるか迷っていた時に、アドバイスをしてきました。彼は私にとって弟のような存在です。若い頃に彼の子守をしていた時期もあります。僕のモチベーションは、彼がメジャーに行くまで自分もメジャーで投げ続けることです」と明かしたという。

 「菊池はかつて日本の新星の子守をしていた」と題された記事の中では、麟太郎が日本の高校野球史上最多の140本塁打を放ったことや、「若い(メジャー通算319本塁打の)プリンス・フィルダーのような体格で、華麗で力強いスイング」と紹介。雄星も15年前に高校から直接メジャー移籍を目指すも断念していたこと、麟太郎が米留学を選んだことで2年後の26年にはMLBのドラフト候補となることなどに触れた。NPB球団からのポスティングや海外FAを待つ必要がないことから、近いうちに麟太郎が雄星や大谷のようなメジャーリーガーになるかもしれないとし、「菊池は月曜日(現地6月17日)に33歳になる。もし彼がこの調子を維持することができれば、おそらくかつて子守をしていた大きな子どもからいつか三振を奪うという願いをかなえることができるだろう」と締めた。