【バレーボール】主将・古賀紗理那が語る〝心身回復術〟 昼寝には「マイルール」も

AI要約

日本女子バレーボール代表がVNL予選ラウンドで韓国を3-0で破り、7勝2敗の成績を収めた。

主将の古賀紗理那選手は、試合に集中して臨む一方、オフの時間では睡眠や食事に気を配り、30分の昼寝を取り入れるなど心身の回復に注力している。

チーム全体も良い状態で、コミュニケーションを大切にしながらプレーし、残りの試合でも順調な活躍が期待されている。

【バレーボール】主将・古賀紗理那が語る〝心身回復術〟 昼寝には「マイルール」も

 エースの〝心身回復術〟とは? バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会2日目(12日、北九州市・西日本総合展示場)、パリ五輪出場を目指す世界ランキング6位の日本は同38位の韓国に3―0とストレート勝ち。通算成績を7勝2敗とした。

 主将・古賀紗理那(28=NEC)は、力強いバックアタックやスパイクなどでチーム2位の15得点をマーク。試合後には「最後のセットは結構きついシーンが多かったけど、しっかり勝てたことが良かった」と笑みを浮かべた。パリ五輪切符を懸けた大一番で躍動する点取り屋は、オンとオフの切り替えにもたけている。

 取材に「競技をする時は集中して入り込んでやっているし、準備もしっかりしている。でも体育館を出たら本当に何も考えずにしっかり睡眠や食事を取ることを意識している」と明かす。マイナス思考になりそうな時でも「別に考えても意味はないので、すぐ寝ますね」とやることは変わらない。

 1日の睡眠時間は「基本は8時間くらいだけど、寝られる時は8時間半とか9時間とか寝る」。昼寝も積極的に取り入れており「30分間するようにしている。30分以上昼寝するとパフォーマンスが落ちるので、30分までと決めている」と〝マイルール〟を説明した。日ごろからメリハリのある生活習慣を心掛け、心身の回復に努めているというわけだ。

 初戦からコンディションの良さを見せた一方で、チームの状態も上向きだ。「試合の時はキリッとしているけど、普段はしっかりコミュニケーションを取っている。それぞれ良さを生かしてるというか、本当に雰囲気よくプレーできている」。6大会連続の五輪出場へ、残りの3試合も得点を積み重ねていく。