「世界ランクは私たちより下ですけど…」日本のエース古賀紗理那、次戦のカナダ戦で要警戒する2人とは【バレーボール女子ネーションズリーグ】

AI要約

バレーボール・ネーションズリーグ女子福岡大会で日本が韓国に3-0で勝利し、次にカナダと対戦することが決まった。

主将の古賀紗理那は次戦のカナダ戦に向けて気を引き締め、強敵との対戦に備えている。

福岡大会が終了した17日の世界ランキングでパリ五輪女子出場権が決定する中、日本はカナダなど強豪との対戦を控えている。

「世界ランクは私たちより下ですけど…」日本のエース古賀紗理那、次戦のカナダ戦で要警戒する2人とは【バレーボール女子ネーションズリーグ】

 ◆バレーボール・ネーションズリーグ女子福岡大会 日本3―0韓国(12日、北九州市西日本総合展示場)

 1次リーグ最終週として行われ、6大会連続の五輪切符を狙う日本が韓国に3―0(25―16、25―16、25―23)のストレートでの快勝。13日は1996年のアトランタ五輪以来となる出場権を争うカナダと直接対決に挑む。

 韓国戦は15得点でチームをけん引したエースで主将の古賀紗理那(NEC)=熊本県大津町出身=は「最後のセットはきついシーンが多かったが、しっかり勝てたことが良かった」とうなずいた上で、「次の試合が鍵になる。しっかりと状態を整えていく。タフな試合になる」と気を引き締めた。

 過去の戦績は36勝2敗と圧倒しているが、カナダは高さに加えて強いサーブを押し出してくる日本が苦手とするスタイル。古賀は「カナダは大切な試合。世界ランクは(日本より)下ですけど、攻撃的な選手が多くいる。特に3番(バンライク)の選手はサーブも強烈だし、スパイクのところはミスもするけど本当に強くたたいてくる。3番と9番(グレイ)を抑えて(得点の)数字を落とすことが大切」と警戒心を露わにした。

 5枠が残されているパリ五輪女子の出場権は今回の福岡大会が終了した17日付の世界ランキングで決まる。今後は13日にカナダ、15日にセルビア、16日に米国と顔を合わせる。