ヤクルト】6回まで0封の吉村貢司郎、7回に突如として乱れ無念の降板

AI要約

ヤクルト投手・吉村貢司郎が、150キロ台の直球と変化球でソフトバンク打線を抑える好投を見せる。

7回に突如として乱れ、クリーンアップに集中砲火を浴びて同点に追いつかれ、逆転を許す展開となる。

無念の降板後、ヤクルト投手陣が次々と打ち込まれ逆転を許す結果となった。

ヤクルト】6回まで0封の吉村貢司郎、7回に突如として乱れ無念の降板

<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク-ヤクルト>◇11日◇みずほペイペイドーム

 ヤクルト吉村貢司郎(26)が、重量ソフトバンク打線にのみ込まれた。

 「1人、1人を大事に投げていければ」と試合前日に話していた通り、序盤は150キロ台の直球、丁寧にコースを投げ分ける変化球がさえた。6回まで73球を投げて0封。一度も二塁を踏ませない好投が光り、完投すら現実味を帯びる展開だった。だが、2点リードの7回に突如として乱れた。

 先頭の2番今宮に落ちきらなかったフォークを拾われ中前に運ばれると、そこから3番栗原、4番山川、5番近藤も続いた。6回まで抑え込んでいたクリーンアップに集中砲火を浴びて同点に追いつかれた。この回1死も取れず無念の降板。2番手山本も後続に打ち込まれて、さらに2点を失って逆転を許した。