マンチェスター・U、指揮官の状況にかかわらず今夏にサンチョ売却へ…移籍金を80億円に設定か

AI要約

マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョの移籍金を設定したようだ。

サンチョはマンチェスター・Uでの活躍が期待されたが、活躍を残せず指揮官との関係も悪化。

マンチェスター・Uはサンチョを売却し移籍金4000万ポンドを要求しており、ドルトムントは期限付き移籍で再獲得を目指している。

マンチェスター・U、指揮官の状況にかかわらず今夏にサンチョ売却へ…移籍金を80億円に設定か

マンチェスター・ユナイテッドがジェイドン・サンチョの移籍金を設定したようだ。

10代で加入したドルトムントでブレイクしたサンチョは、2021年夏に7300万ポンド(約145億円)の移籍金でマンチェスター・Uに加入。しかし、在籍する3シーズンで公式戦82試合12ゴールを記録するにとどまり、入団当初の期待に見合う活躍を残すことができず。

さらに、サンチョは、昨年9月のアーセナル戦でベンチ外になった理由を説明したエリック・テン・ハーグ監督にソーシャルメディア上で反論し、指揮官との関係性に亀裂が入った。以降、ファーストチームへの合流を認められなかった同選手は、今冬の移籍市場で古巣ドルトムントに期限付きで復帰し、チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献するなど復調の兆しを見せている。

そんなサンチョだが、その将来は現在不透明。関係悪化のテン・ハーグ監督の将来次第ともされ、来夏に満了を迎えるマンチェスター・Uとの契約を全うする可能性も浮上した。しかし、イギリス『BBC』によると、クラブは新シーズンのチームの指揮官に関係なく、同選手を売却することを目指しており、移籍金として4000万ポンド(約80億円)を求めることになる。

この背景には、マンチェスター・Uが今夏の移籍市場で投じることのできる予算がファイナンシャル・フェア・プレー規則の影響で限られており、クラブは期限付き移籍ではなく、完全移籍での放出を望んでいる。

今シーズンの後半戦で期限付きでサンチョを獲得したドルトムントは、新シーズンの同選手の帰還を希望している模様。ただし、マンチェスター・Uの望む移籍金を捻出できる可能性は低く、再び期限付き移籍の形での獲得を目指している。