早田ひなvs張本美和の”パリ五輪代表対決”は全日本女王に軍配! 圧巻のストレート撃破で優勝!【卓球・WTTコンテンダーザグレブ】

AI要約

早田ひなと張本美和による卓球WTTコンテンダーザグレブの女子シングルス決勝での対決で、早田が強打でストレート勝利し全日本女王に輝いた。

熱いラリーの中で早田が優位に立ち、張本も必死に応戦するが最終的に早田の勝利。

早田が3ゲーム連取し、張本を力で圧倒して優勝を決めた。

”パリ五輪代表対決”は全日本女王に軍配が上がった。

 卓球の「WTTコンテンダーザグレブ」は現地6月9日、女子シングルスの決勝が行なわれ、早田ひな(世界ランク5位)と張本美和(同8位)の日本人対決が実現。早田が(11-8、12-10、11-8、11-3)のストレート勝ちで優勝した。

 第1ゲームから、お互い速いラリーを展開する。早田が中盤に3点差をつけて有利に立つも、張本は持ち味のフォアで抵抗。しかし、最後は早田が押し切って先取した。

 第2ゲームも、激しい火花が散る。張本の強打に早田が必死でさばき、時には早田の際どいコースを突く攻撃に張本も翻弄。長いラリーで、終盤まで一進一退の攻防が続く。スコアが10-10までいくと、早田のフォアが決まり先にゲームポイントを握ると、最後は早田の強打に張本が屈し、全日本女王が奪取。続く第3ゲームも、素早いラリーの応酬でポイントを積み重ねた早田が制した。

 3ゲーム連取で、完全にリズムに乗った早田は6連続得点で15歳を突き放す。負けられない張本は必死で早田の球を返すが、百戦錬磨の女王に対応できず。あっという間にマッチポイントを握られて、現役高校生は敗北。終わってみれば、早田が格の違いを見せつけるストレート勝利で頂点に立った。

構成●THE DIGEST編集部