【UFC】ミドル級7位イマボフが4位キャノニアにTKO勝ち、復活レイエスがジャコビーをKO、19歳バンタム級ロザスJr.がトゥルシオスに一本勝ち

AI要約

2024年6月8日にKFCヤム!センターで行われた『UFC Fight Night: Cannonier vs. Imavov』の結果を要約すると、ナッソーディン・イマボフがジャレッド・キャノニアを4RでTKOで破り勝利した。

試合では、イマボフが右の打ち下ろしでキャノニアを追い詰め、左右のラッシュで勝利を決めた。キャノニアは打撃を受け、立ち上がりながらレフェリーが試合をストップし、イマボフがTKO勝利を収めた。

両選手ともに激しい戦いを繰り広げ、イマボフが3連勝し、キャノニアに勝利したことで、今後のミドル級戦線での注目を集める結果となった。

【UFC】ミドル級7位イマボフが4位キャノニアにTKO勝ち、復活レイエスがジャコビーをKO、19歳バンタム級ロザスJr.がトゥルシオスに一本勝ち

 2024年6月8日(日本時間9日)米国ケンタッキー州ルイビルのKFCヤム!センターにて、『UFC Fight Night: Cannonier vs. Imavov』(UFC Fight Pass/U-NEXT配信)が開催された。

【メインイベント】

▼ミドル級 5分5R

〇ナッソーディン・イマボフ(フランス)185lbs/83.91kg 14勝4敗(UFC6勝2敗)

[4R 1分34秒 TKO] ※右ストレート→左右ラッシュ

×ジャレッド・キャノニア(米国)185lbs/83.91kg 17勝7敗(UFC10勝7敗) 

 キャノニアは、ケルヴィン・ガステラム、デレク・ブランソンを撃破し、2022年7月に王者イスラエル・アデサニヤに挑戦も判定負けで戴冠ならず。しかし、その後、ショーン・ストリックランド(現1位)とマーヴィン・ヴェットーリ(5位)に判定勝ち。

 イマボフは、3連勝後の2023年1月にキャノニアに敗れた直後のストリックランドと対戦し判定負け。クリス・カーティス戦は偶発的なバッティングでノーコンテストも2024年2月のロマン・ドリーゼ戦で判定勝ちしてトップ10ランキング入りした。

 1R、ともにオーソドックス構え。キャノニアは右ローもかわしたイマボフ。キャノニアはワンツーで前に。かわすイマボフに右ロー。詰めて左フック、クリンチアッパーを狙うと組んで足を払ってテイクダウン。イマボフの立ち際にバッククリンチも、立って離れるイマボフ。

 左前蹴りを腹に突くイマボフに、右カーフはキャノニア。イマボフも右ローを返し、左ヒジを突く。

 キャノニアは左から右ストレート。かわすイマボフはキャノニアの右ローを掴んでテイクダウン。起き上がり際に首をがぶるが、抜いて押し込むキャノニア。左で差して押し込み、両脇差しに。右差しに変えてダブルレッグに移行も、首相撲を狙うイマボフ。キャノニアは上組みに変えてホーン。

 2R、インローのイマボフ。圧力をかけるとサウスポー構えになるキャノニアは右から左。イマボフも右から左の強打を突く。キャノニアのプッシュに後転したイマボフだがすぐに立つと、そこを詰めたキャノニアが金網に詰めて左差しも、突き放すイマボフが右ヒジを振る。

 右ローを当てるイマボフ。キャノニアは左右から右で差して押し込み。アゴ下に頭をつけてイマボフの身体を立たせるとダブルレッグへ。差し上げるイマボフが体を入れ替え、首相撲ヒザ。離れるキャノニアを追って右を打ち込む。

 右前蹴りのキャノニアに打ち下ろしの右ストレートを当てるイマボフ。ハイキックに繋ぐが、キャノニアも右を返してケージまで押し込み。体を入れ替えたイマボフが右アッパーから左を打ち込みホーン。

 3R、ジャブのダブルからワンツーで詰めるキャノニア。そこに右の打ち下ろしを狙うイマボフ。キャノニアの打ち終わりにスタンドバックにつき、崩して両ヒザを着かせる。立ち上がるキャノニアにバックから向き直り際にヒザも、正対したキャノニアが右で差して押し込み。左ジャブのイマボフ。キャノニアの右カーフにワンツー。さらに右ローを掴んで右ストレートを打ち込むと、キャノニアは押し込み。突き放したイマボフが前に。

 右フックの飛び込みはキャノニア。左右にステップして右ロー。そこに右ストレートを合わせに行くイマボフはワンツーも、そのタイミングで組むキャノニアが金網まで押し込み。しかし突き放したイマボフがワンツーから左ハイをガード上に打ち込みホーン。

 4R、ワンツーのイマボフに右ローのキャノニア。右スピニングバックエルボーも、かわしたイマボフがバックにつく。金網際で正対して離れるキャノニア。イマボフはキャニアの左に右をかぶせて打ち下ろし! グラつくキャノニアはダウンこそ踏みとどまるも、背中を見せて回るが、追うイマボフは左右ラッシュ。右フック、左フックに後退し、レフェリーが間に入った。打たれるも立ったままのキャノニアはストップに手を広げるもイマボフのTKO勝ちとなった。