バレー男子チーム最多26点・西田有志から愛妻・古賀紗理那への五輪後押しは「ね。どうなんですかね。まあまあまあ」

AI要約

日本がバレーボールネーションズリーグ男子福岡大会でスロベニアを3−1で下し、西田有志選手がチーム最多26得点を挙げ勝利に貢献した。

西田選手は得意の強打を活かし、マッチポイントでのスパイクも決める活躍を見せた。体重を落として技術も向上させ、世界一のオポジットを目指す覚悟を示した。

来場の同じ会場で妻で主将の古賀紗理那選手がパリ五輪出場権を目指す女子大会が始まる。西田選手は妻にエールを送りながら、プレッシャーをかけず楽しんで戦う姿勢を示した。

バレー男子チーム最多26点・西田有志から愛妻・古賀紗理那への五輪後押しは「ね。どうなんですかね。まあまあまあ」

◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子福岡大会 日本 3(25―23、19―25、26―24、25―21)1 スロベニア(8日、北九州市西日本総合展示場)

 日本がスロベニアを3―1で下した。西田有志(24)=パナソニック=がチーム最多26得点を挙げ、勝利に貢献した。

 西田はストレートにクロスに、何度も強打を叩き込んだ。マッチポイントから勝利を決めるスパイクも決め「(ジャンプが)昔の高さに戻ってきて、そこに技術も付いてきた」と昨年から体重を約7キロ落とした成果を発揮。ただ、チーム最多得点の活躍にも「そこそこ」と満足せず。コート上で「もっと何かできた。世界一のオポジットになりたいので、努力していきたい」と覚悟を明かした。

 12日からは同じ会場で女子がパリ五輪の出場権を目指して戦う。妻で主将の古賀紗理那(28)=NEC=にいいバトンを渡せたかと聞かれると「ね。どうなんですかね。まあまあまあ」と笑顔。「そこまでプレッシャーをかけず、楽しめるような状態でやっていただけたら」とエールを送った。