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「チームメイトに助けられた」キャプテン石川祐希、難敵スロベニアを撃破も低調なパフォーマンスを反省「五輪に向けて高めていきたい」【ネーションズリーグ】
日本代表がスロベニア代表と激戦の末、VNL予選ラウンド第2週を3勝1敗で終える。
キャプテンの石川祐希は自身のプレーに不満を持ちつつも、チームを勝利に導く。
石川祐希は今後の試合に向けて更なる高みを目指し、ファイナル進出を誓う。
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6月8日、男子バレーボールの「ネーションズリーグ(VNL)」予選ラウンド第2週の最終戦が北九州市の西日本総合展示場で行なわれ、すでにパリ切符を獲得している日本代表(世界ランク5位)は、今大会6戦全勝と勢いに乗るスロベニア代表(同6位)と激突。セットカウント3-1(25-23、19-25、26-24、25-21)で勝ち切り、福岡ラウンドを3勝(1敗)。大会通算6勝2敗で、世界ランクひとつ下に迫る難敵から価値ある1勝を掴んだ。
この日、チーム3位となる12得点を挙げたキャプテンの石川祐希はテレビのフラッシュインタビューに応じ、「スロベニアは全部勝ってきていたので難しい試合を想定していた。自分もあまり良くなかったし、チームメイトに助けられた」と激戦を振り返った。
本人も語る通り、調子は今ひとつ上がらなかった。チーム最多33本のアタックを放つも、アタックでの得点は11にとどまり、直接失点につながるエラーはチーム最多となる10を数えた。試合後のインタビューの言葉も「まだまだ足りないところがあるので、フィリピンラウンド、(VNL)ファイナル、オリンピックに向けて、自分自身を高めていきたい」と自らのプレーに向けられていた。
これで福岡ラウンドを3勝1敗で終え、1週間のインターバルを経て予選ラウンド第3週となるフィリピンラウンドを迎える。石川は「もっと勝つ日本チームを皆さんにみせていきたい」とファイナル進出に向けて、さらなる勝利を誓った。
構成●THE DIGEST編集部