【BOM】“吉成名高の従兄弟”士門が計量パス「ムエタイは面白いと思ってもらえる試合をします」

AI要約

6月9日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『Shimizu presents BOM46』の前日計量が行われ、メインイベントに登場する士門とテープマンゴーンの計量結果が発表された。

士門は若手育成をコンセプトとする大会に参戦し、今回の対戦相手であるテープマンゴーンは攻撃的なファイターとして知られている。

士門は今回の試合に向けて階級を落とし、次戦にも意欲を見せており、自信を持って対戦相手に臨む姿勢を見せている。

【BOM】“吉成名高の従兄弟”士門が計量パス「ムエタイは面白いと思ってもらえる試合をします」

 6月9日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『Shimizu presents BOM46』の前日計量が8日(土)神奈川・横浜市内にて行われ、メインイベント (58.97kg契約)に登場する吉成名高の従兄弟、士門・エイワスポーツジム(=吉成士門/エイワスポーツジム)が58.74kgでクリアー。対するテープマンゴーン・ファイタームエタイ(タイ)は58.48kgでパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 現在RWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)など世界のリングで活躍する吉成名高、奥脇竜哉、品川朝陽(いずれもエイワスポーツジム)に次ぐ若い世代を育成することをコンセプトとする今大会。現在5連勝中の士門が今回対戦する21歳のテープマンゴーンは、海人に勝利したチャムアトーンの同門でファイトスタイルも似ている超攻撃的なファイターだという。

 士門は名高と同じくジュニア時代からムエタイを学び、WPMFインターナショナルスーパーバンタム級王座やWMCインターコンチネンタルバンタム級王座など4つのタイトルを獲得。前戦となった4月のRWS JAPANでは、永澤サムエル聖光に3-0判定勝ちしている強豪イサンヌア・チョーバンセンに完勝してみせた。

 計量を終えた士門は「今回、楽にではないですけど、トータル8kg落としました(苦笑)。今の状態で1つ上の階級のライト級で戦っても力負けしないと思いますが、ラジャダムナンスタジアムのランキングに入ったばかり(スーパーフェザー級4位)なので、ベルトを獲るまではこの階級で頑張りたいと思います」と今後は二階級制覇も視野に入れているという。

 計量会場で初対面した対戦相手については「珍しく177cmの僕よりも身長が高かった」と警戒するも「首相撲でも負けないと思います。これといった対策はしていませんが、いつも通り追い込みをしてきました」と組み負けないと自信を見せる。

 7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催されるラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ(RWS)の日本大会『RWS JAPAN』第3回大会ではウーコン・シットジャローンウィット(タイ)との対戦が決定しており、「自分の中では7月の相手の方が実績ある選手なので、今回はサクッと勝ちます。明日ケガがなければ明後日から練習を再開します」と休み返上で次戦に向かうという。

 今回、メインイベントに抜擢されたことを受け、「見ている人がムエタイは面白いと思ってもらえる試合をします」と意気込みを語った。

 また、『BOMガール』として、日本人初のラジャダムナンスタジアムでのラウンドガール経験を持ち、SNSで計100万近くのフォロワー数を持つMizuki、ミスヤングアニマル2023ファイナリストの今井友希がリングに華を添え、YouTube BOMガールの部屋(ぶっ通しLIVE配信+勝利者インタビューでは大川成美&みさゴリが担当する。