ドジャース・山本由伸、大観衆NYでヤンキース打線圧倒も…勝ちつかず 大谷翔平は無安打も延長11回に先制ホーム ヤ軍の連勝止めた

AI要約

MLBヤンキース対ドジャースの一戦で、山本由伸投手が自己最多106球で7イニング無失点の好投を見せ、ドジャーズが勝利。ヤンキースの連勝を「8」で止め、シーズン40勝目を達成。大谷翔平選手は5打数ノーヒットで、山本投手がメジャー初登板で快投を見せた。

ドジャース・山本由伸、大観衆NYでヤンキース打線圧倒も…勝ちつかず 大谷翔平は無安打も延長11回に先制ホーム ヤ軍の連勝止めた

◇7日(日本時間8日)MLB ヤンキース1―2ドジャース(ニューヨーク)

 今季最多4万8080人が集結した一戦で、ドジャーズ先発・山本由伸投手が自己最多106球で7イニング無失点と快投。大谷翔平選手は「2番・指名打者」で5打数ノーヒットだった。試合は両チームの無得点のまま、無死二塁から始まる延長タイブレークに突入し、11回に均衡を破った。ヤンキースの連勝を「8」で止め、シーズン40勝目(26敗)をあげた。

 山本は、強力ヤンキース打線に対し、メジャー自己最多106球で7イニング無失点。防御率は3・00に改善された。

 山本は2回、味方の失策や安打で2死一、三塁とされたが、9番トレビーノを三振に封じた。このアウトから6回2死まで12者連続で封じるなど尻上がりの投球。6回に強打者スタントンをこの日7つ目の三振に斬ると、マウンドでほえた。大砲ジャッジとの初顔合わせは2打数1安打1四球だった。

 山本はヤンキース戦初登板。オフのポスティングシステム(入札制度)による大リーグ移籍で、争奪戦の末に合意に至らなかった因縁があるだけに、球場のヤンキースファンからブーイングが送られる場面もあったが、快投を見せつけた。

X(旧ツイッター)では「確信しました 山本由伸が世界最強投手です」「メジャーでも支配層じゃん」「メジャーにきて1番のピッチング!!!!」などと称賛の投稿が相次いだ。

 大谷は5打数ノーヒット。特に5回2死一、二塁で一ゴロ、延長10回タイブレークの2死一、二塁で鋭い当たりの一ゴロに倒れるなど、得点機を生かせなかった。無死二塁で始まる延長11回には二塁走者として登場し、4番手オスカー・ヘルナンデス外野手の二塁打で先制のホームに生還した。連続試合安打は「3」でストップし、打率は3割1分2厘。