ドジャース山本由伸、強打ヤンキース相手に7回無失点 勝ち負けつかずもメジャー最多106球の好投

AI要約

ドジャースの山本由伸投手が7回2安打2四球無失点の好投を見せ、ヤンキース戦に勝利した。

敵地での初対決で、山本投手は敵地のファンを沈黙させる活躍を見せた。

山本投手は安定した投球で7回を投げ、7三振を奪いながらも援護がなく7勝目はお預けとなった。

ドジャース山本由伸、強打ヤンキース相手に7回無失点 勝ち負けつかずもメジャー最多106球の好投

 ◇インターリーグ ドジャース―ヤンキース(2024年6月7日 ニューヨーク)

 ドジャースの山本由伸投手(25)が7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に先発。ア・リーグ東地区首位で、メジャー最多得点(6日時点)を誇る強力打線を7回2安打2四球無失点に封じ、7三振を奪った。

 昨オフにメジャーへ移籍する際、最後までド軍と獲得を争ったヤ軍とは初対決。ヤ軍が提示した平均年俸3000万ドル(約46億5000万円)がド軍の同2708万ドル(約41億9700万円)より上だったこともあり、やじを浴びせてきた敵地のファンをメジャー最多106球の好投で沈黙させた。

 1回、先頭打者のボルピーには左翼に大飛球を打たれたものの、T・ヘルナンデスがフェンス際でジャンピングキャッチ。2番・バデューゴも詰まった遊ゴロに抑えた。3番・ジャッジに左翼線二塁打を浴び2死二塁を迎えたが、4番・スタントンは空振り三振で立ち上がりを無失点で切り抜けた。2回は失策と右前打の2死一、三塁から9番・トレビノをスライダーで空振り三振に仕留めた。

 3~5回は3者凡退で、3回はジャッジをカットボールで遊ゴロ、4回にはスタントンのバットをへし折り遊ゴロ。6回は2死から3打席目のジャッジに四球を与えたが、スタントンから直球で空振り三振を奪うとマウンド上でほえた。7回にも1死から四球を許したが、二ゴロ併殺で無失点のままマウンドを下りた。味方の援護がなく7勝目はお預けとなったものの、一人も先頭打者を出さない安定感ある投球が光った。