【大学野球】慶大が立大に勝利し優勝 元プロの父を持つ広池浩成が5回完封 1安打許し「もったいなかった」

AI要約

慶大が立大を圧倒して10-0で勝利し、新人戦優勝を決めた。

慶大の広池浩成投手が5回1安打無失点の完封勝利を挙げ、偉業に一歩近づいた。

外丸東真投手がエースの座を狙い、チームは勝負の秋に向けて準備を進めている。

【大学野球】慶大が立大に勝利し優勝 元プロの父を持つ広池浩成が5回完封 1安打許し「もったいなかった」

◆東京六大学野球春季フレッシュトーナメント 第4日1、2位決定戦 ▽慶大10―0立大(6日・神宮)=5回コールド=

 慶大が5回までに10点を奪い立大にコールド勝ち。10―0で圧勝し、新人戦優勝を決めた。慶大は昨秋の新人戦に続き2季連続15度目の優勝となった。広島でプレーした元プロ野球選手の浩司さんを父に持つ最速150キロ超・右腕、広池浩成投手(2年=慶応)が5回1安打無失点で完封勝利を挙げた。

 偉業まであと一歩だった。5回1死までパーフェクト。「もったいなかったです」と笑顔を見せた。今春は6試合に登板したが、すべてリリーフ。先発を任された右腕は「少し慣れない登板だったけど、落ち着いていけた。球速よりもキレで押したいなと思ってやった」と振り返った。

 昨秋リーグ戦で優勝し明治神宮大会でも日本一に輝いたチームは今春は3位に終わった。勝負の秋に向け「使われるところは首脳陣が判断してくれると思う。自分はボールをよくしてバッターと勝負する」と前を見据えた。

 リーグ戦通算14勝を誇る外丸東真投手(3年)が絶対エースに君臨するが、2番手の先発は固定されておらず「もちろんそこの争いに食い込みたい」と意気込んだ。(臼井 恭香)