17歳アンドレーワが初GS4強 体調不良のサバレンカ破る 全仏OP

AI要約

ロシア出身の17歳ミラ・アンドレーワが全仏オープン準々決勝で大会第2シードのアリーナ・サバレンカを破り、初めての四大大会準決勝進出を果たした。

グランドスラム史上最年少記録となる17歳での四大大会4強入りを達成し、試合後には感情を大事にプレーしたことを語った。

一方、サバレンカは連続グランドスラム4強入りの快挙を逃し、体調面で苦しそうな姿を見せて逆転負けを喫した。

17歳アンドレーワが初GS4強 体調不良のサバレンカ破る 全仏OP

【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2024)は5日、女子シングルス準々決勝が行われ、ロシア出身の17歳ミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)が6-7(5-7)、6-4、6-4で大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)から金星を挙げ、初の四大大会(グランドスラム)準決勝に進出した。

 17歳でのグランドスラム4強入りは、1997年全米オープン(US Open Tennis Championships)のマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)の後では最年少記録となった。

 試合後には「きょうはコーチと一緒にプランを持って臨んだが、何も覚えていない。とにかく感じるままにプレーしようと思った」と振り返った。

 一方、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中のサバレンカは第1セットを取ったが、2時間半の末に逆転負けを喫し、7大会連続のグランドスラム4強入りを逃した。ここまでの4試合は快勝で勝ち上がってきていたが、この日はポイント間に苦しそうにするなど体調が悪い様子で、何度かメディカルタイムアウトを取っていた。

 勝利した世界38位のアンドレーワは、準決勝で第12シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)と対戦する。パオリーニは第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)を6-2、4-6、6-4で破った。

 もう一方の準決勝では、第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)と第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)が激突する。【翻訳編集】 AFPBB News