【バスケ】SR渋谷、リーグ初の特別枠活用で18歳と契約 屈指の進学校、麻布中高出身選手

AI要約

サンロッカーズ渋谷が18歳の大森康瑛と来季の契約を結び、リーグ初の「U22枠」での締結となった。

大森は都内の進学校出身であり、ユース育成特別枠や特別指定として活動してきた若手選手である。

大森は海外進学を目指していたが、プロ選手としてのチャンスを得て、国内で大学とバスケットボールを両立させることを決意した。

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)のサンロッカーズ渋谷は5日、世代別日本代表候補経験を持つ大森康瑛(18)と来季の契約を結んだと発表した。リーグ初となる「U22枠」での締結。有望な若手が高いレベルでプレーする機会増やすことを目的に昨年2月に導入された制度で、通常枠13人とは別に、同時に上限2人まで登録できる。

 SR渋谷ユース出身の大森は、都内屈指の進学校である麻布中高出身。今年2月からユース育成特別枠、高校卒業後の4月からは特別指定としてトップチームで活動していた。

 クラブを通じて大森は、「海外の大学への進学準備を進めておりましたが、今回プロとしてバスケットをするチャンスをいただけたこと、前シーズンにトップチームに帯同させてもらった期間、素晴らしい経験をさせていただいたことから、国内で大学の勉強をしながらもう一度チームの一員として活動していくことを選択しました」とコメント。今後も文武両道に励むとしたうえで、「一選手としても、がむしゃらに取組んで、成長していきたい」と意気込んだ。