横浜F・マリノス史上最高! “化け物”となった下部組織出身選手(3)300試合超え! 献身的で愛されたスピードスター

AI要約
坂田大輔は横浜F・マリノスの下部組織出身で、クラブの成功に貢献したFWである。2001年にトップチーム昇格し、爆発的なスピードと献身的な守備が特徴だった。2010年のオフに戦力外通告を受け、その後は他のクラブでプレーし、2018年に現役引退を果たした。
横浜F・マリノス史上最高! “化け物”となった下部組織出身選手(3)300試合超え! 献身的で愛されたスピードスター

 J1リーグ5回、天皇杯2回などの優勝を誇る横浜F・マリノス(横浜マリノス時代を含む)。そんな同クラブが築いてきた歴史の中で、下部組織出身選手たちの輝きは欠かせなかった。今回は、横浜FMの下部組織出身でクラブの成功に大きく貢献した選手を紹介する。(ホームグロウン選手が選出対象。在籍期間、通算成績は『transfermarkt』を参考)

FW:坂田大輔(さかた・だいすけ)

生年月日:1983年1月16日

在籍期間:2001年1月~2011年1月

クラブ通算成績:317試合61得点4アシスト

 坂田大輔は、中学生のときに横浜フリューゲルスの下部組織に加わり、その後、横浜マリノスとの合併に伴って、横浜F・マリノスユースに移り、2001年にトップチーム昇格を果たした。

 プロ1年目からリーグ戦で11試合に出場した坂田は、徐々に出番を増やしていくと、爆発的なスピードを武器に、2003シーズンと2004シーズンのリーグ2連覇に貢献。2004シーズンは、キャリア初の2桁得点も達成している。

 坂田は献身的な前線からの守備も持ち味だった。いまほどハイプレスが重要視されていない時代だったが、どんなボールに対しても諦めずに追いかける姿勢はファンに愛された要因の1つだろう。

 2010年のオフに戦力外通告を受けた坂田は、その後はギリシャのアリス・テッサロニキで夏までプレーしたあと、FC東京とアビスパ福岡でプレーし、2018年3月に現役引退を発表した。