【J1川崎、J2栃木とのTRM詳報(2)】後半に3得点! 公式戦復帰を目指す宮城天が1G1Aの活躍&フル出場で手応え十分……山田新とのユースホットラインも開通

AI要約

川崎フロンターレはトレーニングマッチで4-1で勝利し、山田新が2ゴールを挙げた。

川崎は4-4-2にシステムを変更して主導権を握り、逆転ゴールを決める。

車屋紳太郎と宮城天がフル出場し、宮城が1G1Aを記録。公式戦復帰への良い兆しとなった。

【J1川崎、J2栃木とのTRM詳報(2)】後半に3得点! 公式戦復帰を目指す宮城天が1G1Aの活躍&フル出場で手応え十分……山田新とのユースホットラインも開通

 6月3日、川崎フロンターレはJ2栃木SCと川崎市内でトレーニングマッチ(45分×2本)を実施。FW山田新の2ゴールなど、4-1で勝利した。

 前半は4-3-3で試合に挑んだが、後半は4-4-2にシステムを変更。2トップとダブルボランチの形でゲームの主導権を握ろうとする。そして開始2分でSBに入った練習生のパスに右FWがゴール前でヒールで合わせてゴールを狙ってみせた。

 さらに同3分にもチャンスを作る。右FWが遠目から放ったシュートがバーを直撃。ゴールラインを割らずにバウンドしたボールに左FWが詰めるが、これは相手GKに触られて絶好の得点機を決められない。その後も、川崎が立て続けにシュート場面を作る。ボランチも前に出てシュートを狙うが、いずれも相手守備陣にはね返される形に。

 そんな中で、前半20分に川崎が逆転ゴールを決める。左サイドからのボールがファーに流れたところを、宮城天がトラップ。右足を振り抜いて鮮やかなゴールを決めてみせた。スコアは2-1。川崎がひっくり返す。

 さらに同28分には、その宮城天のアシストで山田新がこの日2点目を決める。宮城が練習生とのワンツーで右サイドを抜け出すと、右足で相手GKと最終ラインの間にクロス。それを山田新が左足で合わせて、ユース出身コンビでスコアを3-1とする。

 後半終了間際には練習生の積極的な仕掛けからゴール前で混戦が起き、川崎にPKの判定が。これをパトリッキ・ヴェロンが落ち着いて決めてスコアを4-1に。このまま試合は終了して、川崎が勝利を収めた。

 なお、この試合に車屋紳太郎と宮城天がフル出場。車屋は最終ラインを締め、宮城は1G1A。公式戦復帰を目指す2人にとって、感触のいい90分間となった。