ジュニア世界1位 坂本怜 圧勝で全仏Jr3回戦進出、四大大会2勝目へ視界良好<男子テニス>

AI要約

全仏オープンジュニア部門の男子シングルス2回戦で、第1シードの坂本怜が圧倒的な勝利を収め、3回戦進出を果たした。

坂本怜は今年1月の全豪オープンジュニアで優勝し、ジュニア世界ランキング1位に輝いており、今大会を第1シードとして戦っている。

2回戦では圧巻のプレーで相手を圧倒し、ダブルベーグルで快勝。次は第16シードと同22位の選手との対戦が待っている。

ジュニア世界1位 坂本怜 圧勝で全仏Jr3回戦進出、四大大会2勝目へ視界良好<男子テニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、ジュニア部門の男子シングルス2回戦が行われ、第1シードの坂本怜がワイルドカード(主催者推薦)で出場した同204位のL・ミゲル(ブラジル)に6-0, 6-0のストレートで圧勝し3回戦進出を果たした。

17歳の坂本は今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルンハード、グランドスラム)ジュニアの男子シングルスで優勝。日本勢男子では2019年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニアを制した望月慎太郎に次ぐ2人目の四大大会ジュニア制覇の快挙を達成した。

さらに5月27日付のジュニア世界ランキングでは初の世界ランク1位に立ち、今大会を第1シードとして迎えた。

今大会は1回戦でジュニア世界ランク32位のW・レヒトマン・ヴィンチゲラ(スウェーデン)を下し初戦を突破した。

2回戦の第1セット、坂本はファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し1ゲームも失わず先行する。

第2セット、第2ゲームでブレークポイントを握った坂本は鋭いバックハンドのリターンで相手のミスを誘いブレークに成功。坂本はその後も1ゲームも落とすことなくダブルベーグル(6-0, 6-0)の圧勝で3回戦に駒を進めた。

勝利した坂本は3回戦で第16シードのT・パパラミス(フランス)と同22位のC・ウエステンディック(アメリカ)のどちらかと対戦する。