プロバスケ・B1「愛知最強決定戦」開催へ 9月にトーナメント

AI要約

愛知県内のBリーグ1部所属4クラブが、カップ戦を開催することを発表。

「AICHI CENTRAL CUP 2024」では、名古屋D、三河、シーホース三河、FE名古屋が参加。

各クラブの選手や関係者からは大会への意気込みが語られた。

 プロバスケットボール・Bリーグ1部に所属し、愛知県内に拠点を置く4クラブは3日、来季開幕前の9月7、8日に県内最強の称号をかけるカップ戦をドルフィンズアリーナ(名古屋市中区)で開催すると発表した。都道府県でB1の4クラブがあるのは最多で、「バスケ県」として人気を盛り上げるのと同時に、競技人口の裾野拡大も狙う。

 トーナメント形式のカップ戦「AICHI CENTRAL CUP 2024」は、日本バスケットボール協会などが主催。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)、三遠ネオフェニックス、シーホース三河、ファイティングイーグルス名古屋(FE名古屋)が参加する。今季、4クラブのうち3クラブが年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)に進出するほど実力は伯仲していて、いずれも好ゲームが期待される。

 この日、対戦相手を決める抽選と記者会見が名古屋城(同区)で行われた。1回戦の名古屋Dと三河は、CSの準々決勝と同カードになった。三河の石井講祐選手(36)は「初代チャンピオンはチャンスが1回しかない。CSで敗れた名古屋Dが相手なので雪辱を果たしたい」と闘志を燃やした。

 受けて立つ名古屋Dの中東泰斗選手(31)は「開幕前に実力を知る機会になる」と見所を語った。梶山信吾ゼネラルマネジャーは「協力して県内を盛り上げることは4クラブある強みだ」と大会の役割に期待を示した。

 大会の優勝賞金は500万円で、来年以降も開催される方針だ。チケットの発売は7月8日午前10時からで、公式チケット販売サービス「Bリーグチケット」から購入できる。最新情報は特設サイト(https://www.ctv.co.jp/aichicup2024/)で。