【エプソムカップ・先手必勝】大幅馬体増は「全部成長分」 シルトホルン根性比べなら負けられない

AI要約

過去5年の勝ち馬の通過順は2→2→2、3→2→2、10→9→8、3→3→3、15→14→11。2年前に典型的な先行押し切り型のノースブリッジが制したのをはじめ3回は先行馬が勝利。極端なスローになった2019年以外は、最後の1ハロンが12秒台に落ち込むスタミナ比べの地力勝負が強いられる。

スピードの持続力であればシルトホルンが浮上する。父のスクリーンヒーローは4歳で覚醒し、アルゼンチン共和国杯、ジャパンCと東京の重賞を連勝した。今回と同舞台の前走・メイSは逃げ粘りアタマ+クビ差の3着。上位2頭が重賞馬なら、父同様に晩成型の成長曲線で地力がついたと考えられる。

新開調教師は「長くいい脚で一生懸命走って、いつも成績が安定している。前走も好内容だったし、本当に偉い馬だよ。3歳の時から大幅に体が増えているのは全部成長分。全身に筋肉がついてパワーアップした。今回は重賞だけど前走と同条件だから」と期待する。

【エプソムカップ・先手必勝】大幅馬体増は「全部成長分」 シルトホルン根性比べなら負けられない

[GⅢエプソムカップ=2024年6月9日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝1800メートル]

 過去5年の勝ち馬の通過順は2→2→2、3→2→2、10→9→8、3→3→3、15→14→11。2年前に典型的な先行押し切り型のノースブリッジが制したのをはじめ3回は先行馬が勝利。極端なスローになった2019年以外は、最後の1ハロンが12秒台に落ち込むスタミナ比べの地力勝負が強いられる。

 一瞬のキレ味よりスピードの持続力であればシルトホルンが浮上する。父のスクリーンヒーローは4歳で覚醒し、アルゼンチン共和国杯、ジャパンCと東京の重賞を連勝した。今回と同舞台の前走・メイSは逃げ粘りアタマ+クビ差の3着。上位2頭(プレサージュリフト、オニャンコポン)が重賞馬なら、父同様に晩成型の成長曲線で地力がついたと考えられる。

 新開調教師は「長くいい脚で一生懸命走って、いつも成績が安定している。前走も好内容だったし、本当に偉い馬だよ。3歳の時から大幅に体が増えているのは全部成長分。全身に筋肉がついてパワーアップした。今回は重賞だけど前走と同条件だから」と期待する。

 昨年のラジオNIKKEI賞は番手からの競馬で、エルトンバローズに0秒1差2着。3着は次走のセントライト記念で重賞馬になったレーベンスティールだった。この時も上がり3ハロンは11秒6ー11秒5ー12秒1。根性比べは望むところだ。