【新馬戦総括】ダノンフェアレディ 上がり最速タイ完勝劇

AI要約

東西で新馬戦が行われ、ダノンフェアレディが完勝劇を演じた。

日曜東京5Rではミリオンローズが素質を示し勝利した。

キトンインザスカイが新種牡馬初勝利を達成し、成長が期待されている。

【新馬戦総括】ダノンフェアレディ 上がり最速タイ完勝劇

 東西で新馬戦が始まった。土曜京都5Rでは今年のダービー馬ダノンデサイルと同じ冠名ダノンフェアレディが2歳新馬のV馬第1号。逃げながらもメンバー最速タイの上がり3F33秒8を繰り出す完勝劇だった。アルゼンチンG1ミルギニーズを勝ったメチャコルタを母に持つ良血。多くの名馬の背中を知る川田は「評判通りの走りをしてくれた」と評価した。

 才能豊かな牝馬が集まった日曜東京5R。昨年は今年のオークス馬チェルヴィニアや京王杯2歳Sなど後に重賞で好走する馬が顔をそろえた伝説の新馬戦。素質馬が集まりレベルが高いと評された一戦を勝ち上がったのがミリオンローズ。好位で立ち回るセンスの良さを披露した。

 日曜京都5Rで今年の新種牡馬初勝利を飾ったのはシスキン産駒のキトンインザスカイ。父は愛2000ギニーなど6~8Fの重賞で3勝。勝ち時計1分23秒2は特筆する時計ではないがまだ心身ともに完成途上。ここからの成長が楽しみだ。