【福岡ボート(サマータイム)一般】予選と最後の2日間は別物

AI要約

初下ろしから11節が経過し、福岡ボートのイン1着率の分布を分析すると、60%台が4節、50%台が6節、40%台が1節となっている。

予選と最後の2日間では全く異なるレース傾向が見られ、インの強さも大きく変化する。4月以降には準優や優勝戦日にイン逃げが増え、最終的なイン1着率が大きく上昇する傾向がある。

福岡ボートでのインの信頼度を示す指標であるエンジン素性とイン1着率の条件を満たす選手は9Rの小池礼乃のみであり、予選と最後の2日間では戦略を変える必要がある。

【福岡ボート(サマータイム)一般】予選と最後の2日間は別物

<3日・福岡ボート・3日目>

<記者コラム・森大輔の勝ち組の法則>

 初下ろしから11節が経過しましたが、節間のイン1着率の分布を見てみると、60%台が4節、50%台が6節、40%台が1節。以前なら60%台は年間に1~2節でしたが、今回のエンジンでは残念(?)なことに頻発してしまっています。

 ただ、節間を通してずっとインが強いわけではありません。予選と最後の2日間で全く別のレース場と言ってもいいほどに傾向が変わります。前々節、前節もそうでしたが予選は大してインが強くなく、インの1着率は40%~50%台前半で収まっています。実際に今節もここまでは44.4%と低めです。

 近況、特に4月以降は準優、優勝戦日になるとイン逃げのオンパレードで、最後に大きくインの1着率が上がる傾向。最終的な節間のイン1着率は福岡の本質を表してはいません。4日目のイン実績表を見ても、当地におけるインの信頼度の目安である「エンジン素性Bランク以上&イン1着率70%以上」を満たすのは9Rの小池礼乃のみ。予選と最後の2日間では頭を切り替えましょう。