笹生&渋野ワンツーの裏で…トップ10入りゼロ、韓国女子の凋落に地元メディア嘆き「庭だったのは昔」 

AI要約

女子ゴルフの全米女子オープンは、22歳の笹生優花が逆転優勝を果たし、渋野日向子も2位に入る快挙を達成。一方、韓国選手は最高12位タイに留まり、過去の栄光を振り返る声が上がっている。

笹生は最終日に好調なプレーを見せて逆転優勝を果たし、日本勢は複数の選手がトップ10入り。しかし、韓国選手の成績は低迷し、全盛期とはかけ離れた結果となった。

過去には韓国選手が全米女子OPで9回の優勝を果たすなど、圧倒的な存在感を示していたが、近年の成績は急速に後退しており、厳しい現実を突きつけられている。

笹生&渋野ワンツーの裏で…トップ10入りゼロ、韓国女子の凋落に地元メディア嘆き「庭だったのは昔」 

 女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦、全米女子オープン(OP)は現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日を行い、3打差の5位から出た22歳の笹生優花(フリー)が逆転で2021年大会以来2度目の優勝を成し遂げた。2位にも渋野日向子(サントリー)が入り、日本勢ワンツーも達成。その裏で嘆きの声を上げているのが韓国メディアだ。今大会の韓国選手最高位が12位タイだったことを「韓国の庭だったのは昔」と報じている。

 笹生は最終日、3打差の5位から出て5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーとして逆転優勝。2位には通算1アンダーの渋野が入った。日本選手は他にも古江彩佳(富士通)が6位タイ。竹田麗央(ヤマエグループHD)と小祝さくら(ニトリ)が9位タイと、5人がトップ10入りを果たした。

 一方の韓国勢は通算4オーバーの12位タイに入ったキム・ヒョジュとイム・ジンヒが最高で、5オーバーの16位にキム・アリムとイ・ミヒャンが並んだ。これについて、韓国メディア「ゴルフ韓国」が「韓国の庭だったのは昔…全米女子オープン、トップ10に韓国選手はなし、日本は優勝、準優勝など5人」という記事で伝えている。

 本文では「2017年11月、ドナルド・トランプ前米国大統領が韓国を訪問して国会で演説した時、韓国女子ゴルフの地位を高く評価した。当時トランプ氏は自身が所有するゴルフ場、トランプ・ナショナルで開かれた2017年の全米女子オープンについて、優勝したパク・ソンヒョン以下上位4人が全て韓国人だったとほめた」と韓国女子の全盛期を振り返った。

 また、1998年のパク・セリが韓国人選手の全米女子OP初優勝であると同時に、アジア国籍の選手としても初優勝だったと紹介。その後2008年のパク・インビ以降、2020年までの13年間で韓国選手の優勝が9回に及んだことを「全米女子OPではなく、米国で進行する韓国女子オープンという言葉が出たほどだ」と紹介している。

「しかし、2021年から雰囲気が急変した」として。当時フィリピン国籍で出場した笹生が優勝、畑岡奈紗が2位だった大会を振り返り「そして、今年は最終のリーダーボードの上位10人に、韓国選手の名前は一つもなかった」とその後の凋落ぶりを伝えている。