笹生優花が日本勢初のメジャー２勝目、５バーディー奪い全米女子ＯＰ逆転Ｖ…渋野日向子２位
AI要約
女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権で笹生優花が２度目の優勝を果たした。
笹生は首位から逆転し、日本勢初の２度目のメジャー制覇を達成した。
過去のメジャー大会で日本勢が記録してきた快挙とは異なり、笹生の快挙が新たな記録を樹立した。
【ランカスター（米ペンシルベニア州）＝帯津智昭】女子ゴルフのメジャー大会、全米女子オープン選手権は２日、米ペンシルベニア州ランカスターのランカスターＣＣ（パー７０）で最終ラウンドが行われ、笹生（さそう）優花（２２）が通算４アンダーで２０２１年大会以来、２度目の優勝を果たした。男女を通じて、２度目のメジャー制覇は日本勢初。渋野日向子（２５）が２位に入った。
首位と３打差の５位から出た笹生は５バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの６８で回り、逆転した。優勝賞金は２４０万ドル（約３億７７００万円）。日本勢は過去のメジャーで、女子の樋口久子（７８）が１９７７年に全米女子プロ選手権、渋野が２０１９年全英女子オープン、男子では松山英樹（３２）が２１年のマスターズ・トーナメントを制した。
笹生は、２１年の全米女子オープンで畑岡奈紗（２５）とのプレーオフを制して大会最年少に並ぶ１９歳１１か月で初制覇。父が日本人、母がフィリピン人で、同年の東京五輪はフィリピン代表として出場し、９位だった。
