東京V城福浩監督、札幌に5―3で連勝も後半の2失点を課題に挙げる「もう2度こういうことをしないように」

AI要約

東京Vがホームで札幌を5−3で破り、2連勝を飾った。

木村と染野の活躍で前半を3−1で折り返したが、最後のプレーで3点目を喫した。

城福浩監督は喜びつつも未熟さを指摘し、選手に成長を促している。

東京V城福浩監督、札幌に5―3で連勝も後半の2失点を課題に挙げる「もう2度こういうことをしないように」

◆明治安田J1リーグ▽第17節 東京V5―3札幌(2日・味の素スタジアム)

 東京Vがホームで札幌と対戦し、5―3で勝利し、今季2度目の2連勝を飾った。

 前半10分のFW木村のPKでの先制点から、1―1の同32分にFW染野が勝ち越し点、さらに同43分にはMF見木が追加点を決めて前半を3―1で折り返した。

 しかし、後半1分にセットプレーから失点して1点差に迫られ、木村、染野の得点で5―2と突き放しながら、後半アディショナルタイム4分のラストプレーで3失点目を喫した。

 今季最多得点&J1では2003年5月17日の京都戦(5〇2)以来の5得点を挙げたが、試合後に城福浩監督は円陣の輪の中心で厳しい表情で選手に言葉をかけていた。

 会見の席で指揮官は「ホームで勝ち点3を取ってサポーターと一緒に喜び合えたのはよかったと思います。ただ、直後にも選手に言いましたけど、後半の入りと後半の最後のクローズのところは、まあ未熟というか、成熟してないなというところを露呈した。今我々が意識を変えられるところはすぐ変えていこうと、もう2度とこういうことのないようにしようっていうのは、勝って確認しあえたのは良かったかなと思います」と振り返った。