【英ダービー】前走大敗シティオブトロイが鮮やか逆転V 天才エイダン・オブライエンが10勝目

AI要約

エイダン・オブライエン厩舎のシティオブトロイが英ダービーを制し、距離延長の大一番で逆転勝利を果たした。

エイダン・オブライエン厩舎は英ダービーで10勝目を挙げ、ライアン・ムーア騎手も4勝目を達成した。

シティオブトロイの父はジャスティファイ、母の父はガリレオであり、父母の血統も注目を集めている。

<英ダービー>◇1日=エプソム(英国)◇G1◇芝2410メートル◇3歳牡牝◇出走16頭

 エイダン・オブライエン厩舎のシティオブトロイ(牡3、父ジャスティファイ)が制した。鞍上はライアン・ムーアで勝ちタイムは2分38秒32。

 昨年は3戦無敗でG1デューハーストSを制し、欧州最優秀2歳牡馬に輝いていたシティオブトロイ。今年初戦だった前走英2000ギニーはまさかの9着大敗だったが、距離延長の大一番で1番人気に応え、鮮やかに逆転で世代の頂点に立った。

 エイダン・オブライエン厩舎は昨年、ディープインパクト産駒のオーギュストロダンが英2000ギニー12着の敗戦から英ダービー馬に輝いていたが、それを再現するかのような鮮やかな勝利。アイルランドの天才調教師、エイダン・オブライエンはこれが英ダービー10勝目。ライアン・ムーア騎手は4勝目となった。シティオブトロイの父は米の無敗3冠馬ジャスティファイ、母の父はガリレオ。父、母の父の名声も高める結果となった。

 勝ったシティオブトロイから2馬身4分の3差2着にはアンビエンテフレンドリー(牡3、J・ファンショー、父グレンイーグルス))が入り、3着はシティオブトロイと同じオブライエン厩舎のロスアンゼルス(牡3、父キャメロット)だった。