水上バイク「水のかけ合いや急激なハンドル操作NG」長良川事故受け啓発強化 木曽川上流利用協幹事会

AI要約

木曽川大堰上流水面利用協議会の幹事会が水上スポーツのルールを周知することを決定。

協議会は羽島市や愛知県稲沢市、一宮市などで構成されており、夏に向けて毎年幹事会を開催。

事故防止のため、水上バイクやモーターボート利用者に啓発チラシを配布することを決めた。

水上バイク「水のかけ合いや急激なハンドル操作NG」長良川事故受け啓発強化 木曽川上流利用協幹事会

 木曽川流域の安全利用や環境保全を進める木曽川大堰上流水面利用協議会の幹事会が31日、岐阜市忠節町の国交省木曽川水系ダム統合管理事務所であり、水上スポーツのルールを周知することなどを決めた。

 協議会は羽島市や愛知県稲沢市、一宮市の自治体や警察署、民間事業者らで構成する。幹事会は水上スポーツが本格化する夏を前に、毎年開いている。

 木曽川上流河川事務所の瀧日満副所長は3月に長良川で起きた水上バイクの事故を受け「二度と事故を起こさないため、力を合わせたい」とあいさつ。水上バイクやモーターボートでは複数台が接近しての事故が多いことから、利用者への啓発チラシに「水のかけ合いをしない」「岸近くで急激なハンドル操作をしない」との記述を追加することなどを決めた。