メタバース活用 で「web3課」が始動 石川県加賀市で全国発のプロジェクト

AI要約

石川県加賀市で始まった、仮想空間を活用した起業家支援プロジェクトが全国初の取り組みです。

プロジェクトには、仮想空間を使ったデジタル市民証取得やワンストップの開業支援サービスが提供されます。

デモンストレーションでは、VRアーティストが市民証を取得。加賀市は地域魅力を発信したいとしています。

デジタル分野の国家戦略特区に選ばれている石川県加賀市で、仮想空間=メタバースを活用して起業家を支援する全国初のプロジェクトが始まりました。

「加賀市web3(ウエブスリー)課」と名付けられたプロジェクト。加賀市がインターネット上に立ち上げた仮想空間を使ってデジタル市民証を取得できるほか、ワンストップの開業支援サービスを受けられる、全国初の取り組みです。

29日に披露されたデモンストレーションでは、3次元空間で絵を描くVRアーティスト、せきぐちあいみさんが市民証を取得しました。加賀市の宮元陸市長は「地域の関係人口を増やし、その魅力を国内外に発信したい」と話しています。