神戸・王子公園で「リジェネラティブ」イベント 環境再生を学ぶ機会に

AI要約

6月3日に「リジェネラティブ」について学ぶイベントが神戸市で開催される。主催はIncubation Studio SoWeluとICB。

リジェネラティブとは環境再生を指すキーワードであり、注目を集めている。イベントではバリのエシカルホテルの報告やトークセッション、ワークショップが行われる。

Incubation Studio SoWeluはWell-beingを実装する事業を支援する施設であり、リジェネラティブな取り組みを模索している。バリでの体験を報告するICBも共に考える機会を求めている。

神戸・王子公園で「リジェネラティブ」イベント 環境再生を学ぶ機会に

 「リジェネラティブ」について学ぶイベントが6月3日、「Incubation Studio SoWelu(インキュベーションスタジオソエル)」(神戸市灘区水道筋6)で開催される。主催は同施設と「ICB(アイシービー)」(中央区御幸通)。(神戸経済新聞)

 環境再生という、自然環境をより良い状態に再生させることを指すリジェネラティブ。「サステナブル」に次ぐキーワードとして注目を集めている。同イベントでは、リジェネラティブをテーマにバリで一般社団法人「Earth Company」が運営するバリのエシカルホテルを訪問した3人のリポートや同社の現役インターン生とのトークセッション、ワークショップを行う。

 日常の中に「Well-being(ウェルビーイング)を実装する」事業を支援する「W(ダブリュー)」が運営する同施設。コミュニティーマネジャーの岩田かなみさんは「私たちは、神戸・西区の有機農家グループ、Bio Creators(ビオクリエーター)の野菜の定期便、CSA(Community Supported Agriculture)のピックアップステーションとなり、野菜を活用した事業を起業家と推進するなど、リジェネラティブな取り組みを模索している。先進的に取り組みについて学び、神戸でも仲間を作りたい」と期待を込める。

 バリでの体験を報告するICBの瀧井智美社長は「現地での経験を共有し、私たちができることを共に考える時間を持ちたい」と話す。「単なる報告ではなく、未来への一歩を共に生み出す機会にしたい」とも。

 開催時間は19時~20時30分。参加無料。