「スーパーレアだ!」八ツ葉のクローバー、小5が発見 幸せも2倍?数億分の1の確率とも いすみ

AI要約

小学5年生の菊池陽輝(はるき)さんが八つ葉のクローバーを見つけ、そのレアさに驚き、幸運を困っている人に分け与えたいと願う。

クローバーの葉の枚数が増えるのは遺伝などの変異によるもので、珍しい葉を見つけるのが得意な陽輝さんは実力派。

陽輝さんはギネス記録に挑戦したいと話しており、少し残念ながら56葉のクローバーがすでに見つかっているが、幸運を分け与えることに夢を膨らませている。

「スーパーレアだ!」八ツ葉のクローバー、小5が発見 幸せも2倍?数億分の1の確率とも いすみ

 「幸せの証し」とされる四つ葉のクローバー。その倍の八つ葉のクローバーをいすみ市の小学5年、菊池陽輝(はるき)さん(10)が見つけた。一説には数億分の1の確率ともいわれる“レアもの”。「幸運を世界中の困っている人に分けてあげたい」。小さな願いを込める。

 21日の下校中、田のあぜ道を歩いていた陽輝さん。ふと四つ葉のクローバーが目に付いた。

 「四つ葉があるなら、五つ葉とかもあると思った」

 両親に報告したうえで、ネットで調べてみると、確かにかなり珍しいことが分かった。陽輝さんによると「四つ葉は約1万本に1本、五つ葉のクローバーは100万本に1本、六つ葉は1600万本に1本、七つ葉は2億5000万本に1本の確率だ―とあった。八つ葉については情報もなかった」

 クローバーは、公園や道端のような身近な場所で見られる別名シロツメクサ。本来は三つ葉だが、千葉県農林総合研究センター花植木研究室(千葉市緑区)の担当者によると、遺伝などの変異で葉の枚数が増えるケースがあるという。

 母親の好美さん(47)によると、陽輝さんは1、2歳の頃に既に一人で四つ葉を見つけることができたといい目利き力は本物。今回のように、学校帰りに見つけた珍しい植物などを持ち帰ることはよくある。父親の会社員、美菜穂(みなほ)さん(43)も子どもの頃に七つ葉を見つけたことがあるといい、「遺伝ですかね」とほほ笑ましく見守る。

 さらにギネス記録も調べてみた陽輝さん。2009年に岩手県の男性が56葉のクローバーを見つけたことが分かり「少し残念に思った」が、「それでもすごいレア。もう一度見つけたいし、この幸運を世界中の困っている人に分けてあげたい」と笑顔で話した。