京丹後で「水晶浜大作戦」 112人参加、海ごみ約500キロ運ぶ

AI要約

京丹後でビーチクリーン活動を行う団体「MOYAKO(モヤコ)」が水晶浜大作戦を開催。

112人が参加し、500キロの海ごみを拾い、運んだ。

参加者からは海辺の生き物に興奮する声も。

バケツリレーで海ごみを車が入れる小浜海水浴場まで運ぶ。幅広い世代が参加し、達成感を共有。

MOYAKO代表は大勢の参加者を巻き込むことが重要だと語る。

海ごみの問題は深刻だが、ビーチクリーンの楽しさを共有していく意欲を示すMOYAKO代表。

京丹後で「水晶浜大作戦」 112人参加、海ごみ約500キロ運ぶ

 京丹後でビーチクリーン活動を行う団体「MOYAKO(モヤコ)」(京丹後市網野町浅茂川)が5月19日、ビーチクリーンイベント「水晶浜大作戦」を開催した。(京丹後経済新聞)

 当日は、水晶浜でビーチクリーンをした後、拾った海ごみをバケツリレーで車が入れる小浜海水浴場まで運んだ。3年ほど前から開催し、今回で7回目。今回は、112人が参加し、計500キロの海ごみを拾い、運んだ。バケツリレーは、ごみを全て運ぶために6回行った。

 子どもから大人まで幅広い世代が参加。参加者からは「海辺の生き物がたくさんいる。アサギマダラが見られて興奮した」「初めて参加した。海ごみがあるということは聞いていたが、実際見るとびっくりした」「大変だけど、みんなでやると達成感がある」「何回も運んだので、海ごみに愛着が湧いた。ロケット、カエルなど名前を付けて運んでいた」などの声が聞かれた。

 MOYAKO代表の八隅孝治さんは「まずは事故なく、無事に運びきれてホッとしている。バケツリレーのとき、隣り合う人同士で『重いよ』『もっとこうしたらいい』などのコミュニケーションが生まれて楽しかった。何回もやって大変だったと思うが、みんな笑顔になれて良かった」と振り返る。

 「海ごみの問題は深刻だが、いかに大勢を巻き込むかが大事。ビーチクリーンの楽しさをこれからも共有していきたい」と八隅さんは意気込む。