災害備蓄用の発電機や学校備品のシンセサイザーなど約31万円相当を盗んだ疑いで中学校教諭を逮捕 北海道函館市

AI要約

教諭が前任校から備品を盗んだ疑いで逮捕された。

盗まれた備品は発電機や鍵盤楽器など合計4点。

函館市教育委員会は厳正に対処するとコメント。

災害備蓄用の発電機や学校備品のシンセサイザーなど約31万円相当を盗んだ疑いで中学校教諭を逮捕 北海道函館市

 北海道函館市の中学校に勤務する教諭の男が、前任校から備品などを盗んだ疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは函館市日吉町3丁目に住む函館市立桔梗中学校教諭、成田秀臣容疑者47歳です。

 警察によりますと成田容疑者は、2022年5月25日午後5時30分ごろから2023年7月14日午後2時ごろまでの間に、以前勤務していた函館市立恵山中学校から、函館市が管理する災害備蓄品の発電機や鍵盤楽器など合計4点(時価合計約31万円相当)を盗んだ疑いがもたれています。

 2023年7月、中学校に災害時用として保管されているはずの発電機が紛失していることに気付いた函館市が警察に届け出て事件が発覚しました。

 函館市が、ほかの学校備品の所在を確認したところ、ミシンやシンセサイザーなど鍵盤楽器2台も紛失していることが分かり、あらためて警察に被害届を出しました。

 警察が捜査を進めたところ、以前この中学校の教職員だった成田容疑者が浮上、任意で事情を聴いたところ「間違いありません」と容疑を認めたため逮捕に至りました。

 警察は、成田容疑者が学校内のどこから備品を盗み出したかなど詳細を明らかにしていませんが、ほかにも盗んだ備品はないか捜査するとともに、犯行の動機を調べています。

 教諭の逮捕を受けて、函館市教育委員会は「事実関係を確認のうえ厳正に対処する」とコメントしています。