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ICAN川崎哲さん「核抑止論は戦争を後押し」 被爆地広島で平和の集い
広島市で開かれた「平和の集い」では、核兵器廃絶に向けた機運が高まる中、ICAN核兵器廃絶国際キャンペーンの川崎哲さんが講演を行いました。
川崎さんは、核抑止論の危険性や若い世代の考え方について警鐘を鳴らし、参加者は平和な世界の実現に誓い合いました。
国際情勢の緊迫化を背景に、核兵器に対する意識向上が重要視される中、今回の集会が注目されました。
![ICAN川崎哲さん「核抑止論は戦争を後押し」 被爆地広島で平和の集い](/img/article/20240524/6650629ee2945.jpg)
国際情勢が緊迫するなか、核兵器廃絶に向けた機運を高めようと24日、広島市で「平和の集い」が開かれました。
この集いは県被団協など6つの市民団体によって開かれたもので、講師にはICAN核兵器廃絶国際キャンペーンの川崎哲さんが招かれ、核兵器をめぐる世界の現状や今後の動きなどについて講演を行いました。
川崎さんは「ロシアによる核の威嚇など核抑止論は安全保障上の脆弱性を示し、戦争を防ぐどころか後押ししている」などと訴えました。
ICAN川崎哲 国際運営委員「若い世代の中には軍事力による抑止力が必要なのではないか、場合によっては核兵器も必要なのではないかという考え方が増えているので、なぜその考え方が危険なのか詰めて話していく必要がある」
参加者は全員で「戦争も核兵器もない平和な世界の実現」を誓いあいました。