佐賀県玄海町長の自宅で車火災 屋外駐車場 通行人から119番、唐津署が原因調査 5月10日に核のごみ文献調査受け入れ表明

AI要約

玄海町の脇山町長自宅駐車場で軽乗用車火災発生。町長らが消火器で消火。

脇山町長の車庫外に停められていた軽乗用車が焼ける。原因調査中。

脇山町長は高レベル放射性廃棄物最終処分場選定に関する調査受け入れ意向を表明。

佐賀県玄海町長の自宅で車火災 屋外駐車場 通行人から119番、唐津署が原因調査 5月10日に核のごみ文献調査受け入れ表明

 玄海町の脇山伸太郎町長(67)の自宅駐車場で21日夜、駐車していた軽乗用車の火災が発生した。在宅していた脇山町長らが消火器などで消し止め、けが人はいなかった。車の左前部が焼けていて、唐津署は原因を調べている。

 唐津市消防本部などによると、同日午後8時半ごろ、玄海町諸浦の脇山町長の自宅から道を挟んで向かい側の駐車場で「車から炎が見えている」と通行人から119番があった。約20分後に鎮火し、消防による消火活動は行われなかった。

 脇山町長によると、軽乗用車は町長の所有で、車庫の外側に止めていた。出火当時は妻と2人で自宅にいた。脇山町長は「車は年式が古く、(原因は)電気系統の可能性もあるが、調べてもらわないと分からない」などと話した。

 脇山町長は10日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査に関し、原発の立地自治体で初めて調査を受け入れる意向を表明していた。