唐津市・小川島で親類刺傷、74歳男に実刑判決 佐賀地裁

AI要約

唐津市呼子町で親戚を包丁で刺した漁業の男性が懲役2年10月の判決を受けた。

被告は相当の強さで刺し、被害者に深い傷害を与えたと指摘された。

事件は昨年9月に小川島で起き、被害者は1カ月のけがを負った。

唐津市・小川島で親類刺傷、74歳男に実刑判決 佐賀地裁

 親戚を包丁で刺したとして傷害罪に問われた唐津市呼子町小川島の漁業の男性被告(74)に佐賀地裁は20日、懲役2年10月(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

 松村一成裁判官は判決理由で、被害者の胸部の刺創(深さ約8センチ)を示して「相当の強さで刺し、危険性の高い悪質な犯行」と指摘した。

 判決によると昨年9月25日午後6時ごろ、小川島の倉庫で、親戚の男性(当時60代)の左胸を刺し身包丁(刃体約27・8センチ)で突き刺し、1カ月のけがを負わせた。