「鵜飼い」原鶴温泉前の筑後川に初夏の訪れ「鵜匠の手綱さばき堪能して」…福岡県朝倉市

AI要約

福岡県朝倉市の原鶴温泉前を流れる筑後川で20日、初夏の訪れを告げる伝統漁「鵜飼い」が始まった。

筑後川のアユ漁の解禁に合わせてスタートし、9月1日まで行われる。

昨夏の大雨で川に土砂が流れ込み水深が浅くなった影響で、今年は小型の屋形船のみを運航。同温泉の宿泊客を対象に、金土日を中心に実施する。

 福岡県朝倉市の原鶴温泉前を流れる筑後川で20日、初夏の訪れを告げる伝統漁「鵜飼い」が始まった。

 筑後川のアユ漁の解禁に合わせてスタートし、9月1日まで行われる。

 昨夏の大雨で川に土砂が流れ込み水深が浅くなった影響で、今年は小型の屋形船のみを運航。同温泉の宿泊客を対象に、金土日を中心に実施する。

 この日は川開き神事の後、午後7時半過ぎに屋形船が出船。ライトが水面を照らす中、並走する鵜匠が乗った小舟から鵜がはなたれ、漁をする様子を見守った。魚をとった鵜が浮上すると歓声が起きた。

 原鶴温泉旅館協同組合の担当者は「鵜匠の手綱さばきを間近で堪能してほしい」と話していた。