金庫から現金4000万円を不正に持ち出し ゆうちょ銀行高岡店で3月に発覚
ゆうちょ銀行の高岡店で元社員が金庫から現金4000万円を不正に持ち出し、返金された後に懲戒解雇された事件が発生しました。
元社員は懲戒解雇され、警察に相談されています。銀行は信頼回復に取り組む姿勢を示しています。
顧客や銀行への被害はないとされ、再発防止に全行で取り組む方針を示しています。
ゆうちょ銀行は20日、高岡店の50代の元社員が金庫から現金4000万円を不正に持ち出していたと発表しました。
現金は全額返金されていて、銀行は元社員を懲戒解雇処分としました。
ゆうちょ銀行によりますと、2024年3月9日、高岡店に勤める元社員の50代男性が金庫から現金4000万円を不正に持ち出しました。
別の社員が金庫内の現金を確認して発覚したもので、持ち出された現金は全額男性から返金され、顧客や銀行に被害はないということです。
銀行は、この男性を3月29日付で懲戒解雇処分とするとともに、警察に相談しているということです。
銀行は、今回の不祥事を受けて「信頼回復に向けて、全行をあげて再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。