道路に横たわった大学生をひき逃げし死亡させた罪 70歳男に懲役4年求刑 検察側「後ろめたさから逃走」

AI要約

去年8月、富山市で道路に横たわっていた男子大学生をひき逃げし死亡させたとして罪に問われている男の裁判で20日、検察は懲役4年を求刑しました。

ひき逃げなどの罪に問われているのは、富山市婦中町砂子田の横井徹哉被告(70)です。

この事件は去年8月富山市の市道で、実家に帰省していた石川県金沢市の大学生が横断歩道に横たわっていたところを車にひかれて死亡したものです。

道路に横たわった大学生をひき逃げし死亡させた罪 70歳男に懲役4年求刑 検察側「後ろめたさから逃走」

去年8月、富山市で道路に横たわっていた男子大学生をひき逃げし死亡させたとして罪に問われている男の裁判で20日、検察は懲役4年を求刑しました。

ひき逃げなどの罪に問われているのは、富山市婦中町砂子田の横井徹哉被告(70)です。

この事件は去年8月富山市の市道で、実家に帰省していた石川県金沢市の大学生が横断歩道に横たわっていたところを車にひかれて死亡したものです。

裁判で横井被告側は、「車でひいたのはマネキン人形のようなもので人だとは思わなかった」として、過失はなかったなどと主張していましたが、20日の論告で検察側は、現場は住宅街の中にある横断歩道であり、人身事故を起こしたと認識するのは極めて容易だったとし、さらに事故直後に現場に戻って立ち去ったのは「事故を起こしたうしろめたさから逃走した」と考えられるなどと、横井被告が人身事故を起こしたことを認識していたと指摘し、懲役4年を求刑しました。

判決は11月19日に言い渡されます。