仙台・藤崎で北陸4県の物産展 能登半島地震被災地を応援、立ち飲みブースも

AI要約

石川、富山、福井、新潟の特産品を集めた「北陸4県応援フェア」が仙台の百貨店で開催された。

能登半島地震の被災地で復興に励む事業者や新幹線沿線エリアを紹介し、北陸特産品の販売や飲食コーナーなどが用意されている。

イベントは9月24日まで開催され、地域間交流や観光促進に貢献することを期待されている。

仙台・藤崎で北陸4県の物産展 能登半島地震被災地を応援、立ち飲みブースも

 石川、富山、福井、新潟の特産品を集めた「北陸4県応援フェア」が9月19日、仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階で始まった。(仙台経済新聞)

 能登半島地震の被災地で復興に励む事業者を紹介するとともに、3月に福井県敦賀市まで延伸された北陸新幹線で注目を集める沿線エリアと、仙台-新潟路線の就航によってアクセスが向上した新潟エリアなど、北陸に焦点を当て企画した同イベント。水産・肉加工品、総菜、弁当、スイーツ、酒、調味料、衣類、工芸品などを販売し、能登地方産品アンテナショップも出店する。

 食品の主なラインアップは、福井県=敦賀昆布「現代の名工太白おぼろ極(きわみ)」(15グラム=540円)、越前かに職人甲羅組「カット生ずわい蟹(がに)」(1キロ=1万円)、ジェラートトリノ「クレープonジェラート」(750円)、石川県=加賀麩(ふ)不室屋「宝の麩いしかわ」(6個2,701円)、きんつば中田屋「きんつば/きんつばうぐいす」(5個972円)、金沢豆冨(とうふ)「味付き金沢ひろず」(540円)、富山県=大舘(おおだち)屋「ふまんじゅう」(3個810円)、もくへい寿司(ずし)「炙(あぶ)りのどぐろ押し寿司」(1,620円)、丸龍庵(がんりゅうあん)「ます一重桶(おけ)」(2,200円)、新潟県=6SUBI(ムスビ)「佐渡あごだし塩の塩むすび」(350円)、清起商店「寒風干し塩引き鮭(さけ)」(3切れ1,458円)、ゴリラプリン「基本のプリン」(540円)、ほるもん番鳥「生姜醤油(しょうがじょうゆ)半羽唐揚げ」(1,404円)など。

 イートインコーナーでは、富山県南砺市「よね田」の「富山ざんまいセット」(1,430円)、「しろえびかき揚げ丼御膳」(1,650円)、「北陸海鮮 わっぱめし御膳」(1,980円、以上1日25膳限定)を提供。北陸新幹線加賀温泉駅構内にある「角打ちBar高乃蔵」と石川県能登町の松波酒造による立ち飲みブースでは、石川、富山、福井の日本酒約20種(45ミリリットル=400円~600円)のほか、飲み比べセット(1,500円)を用意。つまみも用意する。

 同店地域物産振興担当バイヤーの松岡達哉さんは「東日本大震災を経験したわれわれが今度は能登の方々に恩返しをする番。会場で能登の物産に触れて、一緒に応援してもらえれば」と話す。「アクセスが良くなり北陸や新潟が近くなった。会場でその魅力に触れて、現地に足を運ぶきっかけになれば」とも。

 開催時間は10時~19時(金曜・土曜は19時30分まで、最終日は17時まで)。今月24日まで。