東大阪の「ハンバーガーガブル」が2周年 近所の人と車愛好家が集まる店

AI要約

ハンバーガー ガブルは、近鉄奈良線河内花園駅・若江岩田駅近くの住宅街に位置し、店主の篠原正俊さんが2年前にオープン。元シェフが自身の好きなハンバーガー店を始めた経緯や店内の雰囲気、メニュー、顧客層などについて説明している。

店内は約10坪で、テーブル席10席、カウンター席5席。篠原さんは、自ら内装デザインを手掛け、工場カフェのような雰囲気を演出している。メニューには、国産黒毛和牛100%のパティを使用したハンバーガーやドッグメニュー、かき氷などが揃っている。

開店から好評を得ており、近所の子どもを連れた家族や車好きの人など幅広い層が訪れている。今後はトッピングの追加や新しいドッグ類の導入など、さらなるメニューの拡充を計画している。

東大阪の「ハンバーガーガブル」が2周年 近所の人と車愛好家が集まる店

 近鉄奈良線河内花園駅・若江岩田駅近くの住宅街にある「ハンバーガー ガブル」(東大阪市菱屋東1)が9月11日、オープン2周年を迎えた。(東大阪経済新聞)

 店主の篠原正俊さんはイタリア料理店でシェフとして働いた後、社会保険労務士事務所に転職。シェフを辞めた後も、友人を集めたパーティーなどで料理を振る舞っていたという。車やバイクが好きで、「自宅1階のスペースで愛車のFIAT(フィアット)500やバイクを触っていた。この空間があるので、やりたいことをほそぼそとできれば」(篠原さん)と、元は工場だった1階のスペースを改装し、自身が好きなハンバーガーの店を始めることにした。

 内装は、工場カフェのようなものにしようと自身でデザインし、「店先に赤い車を置く前提で、お互いに映える色をと、少しくすんだミディアムブルーをアクセントにもってきた」と篠原さん。

 店舗スペースは約10坪。席数は、テーブル席10席、カウンター席5席。店名の「ガブル」は、「むさぼってガツガツ食べる感じや、日本語の『ガブッ』というオノマトペなど語感が似ていて面白く、『gobble』と英語表記にした時に丸が並んでデザイン的に面白いと付けた」と話す。

 「ハンバーガーのパティは国産黒毛和牛100%で、食べ応えがあるようにつなぎを使わず、粗いミンチと細かいミンチを混ぜて食感を楽しめるようにした。バンズはブリオッシュ系のほのかに甘い感じ」という。メニューは、特製バーベキューソースの「レギュラーバーガー」、トリュフ塩を使う「塩バーガー」(以上、880円)、ポークソーセージ2枚をはさむ「ソーセージバーガー」(680円)。飽きがこないよう、チーズ、ベーコン、たまごサラダ(各100円)のトッピングを用意する。

 ドッグメニューは、ハードドッグパンに粗びきソーセージをはさむ「プレーンドッグ」、ソフトドッグパンに洋風だし巻き卵と卵フィリングをはさむ「たまご卵ドッグ」、甘さを控えた「あんこバタードッグ」(以上380円)など5種類。昨年の夏からかき氷(350円)の販売も始めた。価格はすべて税別。

 篠原さんは「店を始めてから、同じ車に乗っている人や、車やバイク好きの人がSNSを見て来てくれている。近所の子どもを連れた家族と車好きの人の割合が半々ぐらい。テイクアウトと店内飲食も同じぐらいの割合で利用されている」と話す。「今、トッピングを増やすことや、ドッグ類の新しいメニューを考えたりしている。店の前に通学路があり、近くに保育園もあるので、近くに住む人などが面白そうだなと思って来てくれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~18時。休業日はSNSで知らせる。