ギャンブル必勝法当選チラシを手に男性が窓口へ 不審に思った行員が調査 振込先は架空の会社 詐欺被害防ぐ

AI要約

銀行員3人がギャンブル必勝法詐欺を未然に防ぐために警察に通報し、感謝状を受け取る。

被害を未然に防いだ銀行員は不審に思った男性が振り込もうとした現金を保護した。

県内では特殊詐欺の被害が多発しており、注意が必要。

ギャンブル必勝法当選チラシを手に男性が窓口へ 不審に思った行員が調査 振込先は架空の会社 詐欺被害防ぐ

ギャンブル必勝法を教えてもらえるという名目の詐欺事件を未然に防いだとして、銀行員3人に警察から感謝状が贈られました。

警察から感謝状が贈られたのは、大分銀行三重支店の工藤典嗣さん(51)ら3人です。

8月28日、ギャンブル必勝法を教えてもらえるという当選チラシを持った70代の男性が銀行の窓口を訪れ、現金数千円を振り込もうとしていました。

銀行員3人は不審に思い、紙に書いてあった会社を調べたところ、架空の会社ということに気がつき、警察に通報をして被害を未然に防ぎました。

(大分銀行三重支店・後藤美和さん)「支店のみんなが日々詐欺というものに対して意識をしているので、引き続きみなさんをお守りするためにお声がけをしていきたいと思う」

県内では今年に入ってギャンブル必勝法名目の詐欺を含む特殊詐欺が134件発生し、被害総額は1億7000万円にのぼっています。