復興めざし「イノシシカレー」人気に…南阿蘇村の店舗兼住宅が全焼

AI要約

南阿蘇村で人気の飲食店「イノシシカレー」のオーナーの佐野德正さん(81)の住宅が全焼する火事が発生。住宅は熊本地震からの復興を目指して営業していた店舗兼住宅でした。

火災は佐野さんが不在の中で発生し、住宅と隣接する倉庫が全焼。幸いにも佐野さんや他の被害者はけがをすることはありませんでした。

警察と消防が火災の原因を調査中であり、佐野さんの営業していたレストランが火事前に閉店していたことも明らかになっています。

復興めざし「イノシシカレー」人気に…南阿蘇村の店舗兼住宅が全焼

17日午後、南阿蘇村で住宅が全焼する火事がありました。この場所はかつて熊本地震からの復興を目指して営業していた「イノシシカレー」が人気の飲食店でした。

火事があったのは南阿蘇村河陽の佐野德正さん(81)の住宅です。警察と消防によりますと、17日午後2時半すぎ、近くに住む人から「2階建ての建物が燃えている」と119番通報がありました。火は約1時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての店舗兼住宅と隣接する木造2階建ての倉庫が全焼しました。また敷地内にある木造の小屋の一部も焼け、焼失面積はあわせて約400平方メートルにのぼります。

佐野さんは妻と2人暮らしで、出火当時妻は外出していました。また佐野さんは逃げ出しけがはありませんでした。佐野さんは、火事があった平屋で熊本地震からの復興を目指してレストランを営んでいましたが現在は閉店しています。警察と消防が火事の原因を調べています。