【敬老の日】季節外れの猛暑 太宰府市で9月最高気温記録 プール最終日もにぎわい 韓国からの観光客も 福岡
福岡県太宰府市で35℃を超える猛暑日が続く中、外国人観光客が太宰府天満宮を訪れる。
太宰府市では観測史上最高となる37.8℃を記録し、58日目の猛暑日となった。
一方、柳川ひまわり園では50万本のひまわりが見頃を迎え、多くの人々が観賞している。
敬老の日の16日は各地で35℃を超える猛暑日となり、9月とは思えない暑さとなりました。季節外れの暑さが続くなか、福岡の意外な場所に外国人観光客が訪れています。
3連休最終日の16日、福岡県太宰府市の太宰府天満宮の参道には多くの観光客が訪れていました。
■吉村史織 アナウンサー
「きょうも暑くなっています。日なたにいるとどんどん汗が出てくるような、まさに真夏の暑さです。」
太宰府市では16日、最高気温が37.8℃となり、9月の観測史上最高を更新。さらにことし58日目の猛暑日で、国内の年間最多記録も更新しました。
■訪れた人
「梅ヶ枝餅を食べています。暑いけど名物なので。サウナに入っているみたい。」
「大学受験(の合格祈願)です。推薦です。冷房が効いていないところで勉強すると、汗の量もすごいので。暑いとちょっと集中しづらい。」
まさに真夏のような太陽のもとには、ひまわりです。柳川ひまわり園ではおよそ50万本が見頃を迎えています。
■訪れた人
「とてもきれい。今まで見たなかで最高に満開で、すごくきれい。」
「早く涼しくなるといいですね。ちょっとつらいです、この暑さ。」
ことしは、来園者が涼しいなかでひまわりを鑑賞できるようにと、種をまく時期を遅らせましたが、「ここまで暑さが続くとは想定外」だったということです。
雨が少なく、花の大きさは例年より小ぶりだということですが、普段通り人の背丈ほどまで成長しました。
■奥村誠悟 記者
「午前11時30分の海の中道サンシャインプールです。立っているだけで汗が吹き出してきそうな暑さですが、きょうでことしの最終営業日ということで、流れるプールではたくさんの人たちが楽しんでいます。」
福岡市東区の海の中道サンシャインプールはことし最後の営業日で、例年ならプールの“旬”は過ぎている時期ですが、暑さが続くなか大盛況です。
■訪れた人
「暑いけど水がすごく冷たいので楽しいです。」
「(Q.どうだった?)楽しかったです。(Q.きょうで最終日だけど?)本当だったらまだずっと入りたいけど、こんな暑いなかサンシャインプールが終わるのは厳しいかなと思いました。」
なかには、自前のテントを用意して朝から並んで場所を確保し、暑さをしのぐ人たちの姿もありました。
■訪れた人
「きょうが最後ということで、来ておこうかなと。早めに入れたので(大きな)テントの下に自前のテントを設けられました。熱中症対策で。早めに来て並んでいました。」