地域猫を撮る写真家2人の作品展 川柳やイラストも…「癒やしや励みに」 岡山市

AI要約

地域猫を撮るアマチュアカメラマン2人による写真展が岡山市で開かれました。

服部佳弘さんと宮本祐希さんによる初めての写真展は、地域猫をテーマに多くの人が訪れる盛況となりました。

写真展では、地域猫の写真と手書きの川柳が展示され、観覧者からは愛情に溢れた作品として高い評価を受けました。

地域猫を撮る写真家2人の作品展 川柳やイラストも…「癒やしや励みに」 岡山市

 地域猫を撮るアマチュアカメラマン2人による写真展が岡山市で開かれました。

 14日、岡山市東区の会場で写真展の準備が行われていました。服部佳弘さんと宮本祐希さん。展示するのは、「地域猫」の写真です。

 「地域猫」とは、地域住民が主体となって適切なえさやりや掃除、繁殖の防止などに取り組んでいる猫のことです。

(写真展を開催/服部佳弘さん)

「少しでも多くの人に来てもらって、喜んでもらいたいですね。ちょっと……ドキドキが……落ち着かないですけど自分も楽しめるように」

 2人にとって初めての写真展。オープンと同時にたくさんの人が訪れました。

 服部さんは、写真とともに手書きの川柳を添えました。かつて不登校やひきこもりを経験した服部さんならではのメッセージが込められています。

(来場者は―)

「猫の声が聞こえてくるみたいなすごくいい川柳」

「どれを見てもじっと見つめたくなる作品ばかりですごい素敵です」

 宮本さんが撮影した写真の隣には妻・さとみさんが描いたかわいい猫のイラストが。

 宮本さんが保護した親子の写真も。飼い主が見つかり、もらわれていく子猫と、優しく見送る母猫のひとときを切り取った写真です。

(来場者は―)

「どの猫にも愛情がこもっていて、すごく感動します」

 それぞれの個性が光る作品を前に、お客さんも思わず笑顔に。

(写真展を開催/宮本祐希さん)

「すごく楽しいです。いろんな人が来てくれるのでうれしいですね」

(写真展を開催/服部佳弘さん)

「うれしいですね、素直に。やってよかったと思います。(作品を見て)癒やしとか励みとかほっとするような気分になってくれたらうれしいなと思います」

 写真展は16日の夕方まで3日間開かれました。初日は約200人、2日目には約300人が訪れ、大盛況だったということです。