ラブライバーに移住アピール 沼津市や地元施設が相談会 アニメの物産展も
AI要約
沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン！！」のイベントに合わせ、市や地元施設はファン向けの移住相談会と物産展を開催。アニメイベントや地元飲食店の商品を販売し、市の魅力をアピール。
イベントでは声優の出演や地元愛物産展が開催され、市もふるさと納税をPR。移住相談会もJR沼津駅で開催され、就職や転居の相談に対応。伊豆箱根交通などが移住後の仕事の選択肢を提供。
訪れたラブライバーや会社員は相談の便利さを評価し、将来の移住を希望している様子。
沼津市が舞台の人気アニメ「ラブライブ！サンシャイン！！」の同市でのイベントに合わせ、市や地元施設は14日、ファン向けの移住相談会と物産展を開いた。全国から集まる“ラブライバー”へ沼津の魅力をアピールした。
アニメのイベントは「沼津地元愛（じもあい）まつり」で、声優が出演し16日までキラメッセぬまづで開催中。隣接するプラサヴェルデで同日まで「沼津地元愛物産展」が開かれ、延べ約50の地元飲食店や団体が出展。アニメのキャラクターを描いた商品や店の看板商品を販売し、市もふるさと納税をPRするブースを出して頼重秀一市長が協力を求めた。
移住相談会はJR沼津駅南口の沼津ラクーン（大手町）で開いた。ラブライバーの市職員が支援制度を紹介した他、交通事業者や不動産業者が就職や転居の相談に対応した。ラブライブのラッピングタクシーを運行する伊豆箱根交通の山崎幸久総務課長は「“推し”のキャラクターの車両を運転したいと移住した乗務員も複数いる。移住後の仕事の選択肢になれば」とアピール。岐阜県から訪れた男性会社員（23）は「一度にさまざまな相談ができて良かった。いつか移住したい」と話した。
