【北海道153地点で今シーズン一番の寒さ】大雪山系黒岳で氷点下1℃ 紅葉に霜が…“放射冷却”で冷え込み強まる

AI要約

北海道内で今シーズン一番の寒さが記録された。各地で放射冷却の影響で氷点下まで気温が下がり、紅葉が進む大雪山系黒岳でも氷が張り、葉に霜が降った。

道内の22地点で5℃を下回り、札幌市を含む153地点で今シーズン一番の冷え込みとなった。

10月上旬から中旬並みの冷え込みが続いている。

【北海道153地点で今シーズン一番の寒さ】大雪山系黒岳で氷点下1℃ 紅葉に霜が…“放射冷却”で冷え込み強まる

 9月14日朝の北海道内は地表の熱が逃げる放射冷却の影響で各地で冷え込み、今シーズン一番の寒さとなりました。

 これは標高約1900メートル、紅葉が進む大雪山系黒岳の石室付近の映像です。

 氷点下1℃まで下がり、氷が張ったほか、赤く色づいた葉は白く霜が降りました。

 14日朝の道内の最低気温は、稚内市沼川で2.1℃、下川町で2.3℃など22地点で5℃を下回り、10月上旬から中旬並みの冷え込みになりました。

 札幌市も13.4℃まで下がるなど道内の約9割の153地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。